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映画『愛がなんだ』の「正しくなさ」について

【Emotional Words Soundtrack # 37】

『愛がなんだ』/今泉力哉監督

昨日にアップしたこちらの記事で、文字量の関係でどうしても取り上げられなかった会話がある。


「ていうかさ、好きになるようなところなんてないじゃん、って話なんですけど」
「そうだよねぇ。私もそう思う。好きになるようなとこ、ないはずなのにねぇ。変だよね」


「変だよね」と、まるで自分自身に語りかけるようなテルちゃん。その切ない表情がいつまでも忘れられない。

きっと、理由や理屈なんかないんだ。なぜなら、人類が誇る長い歴史を振り返っても、まだ誰も、恋や愛を科学することはできていないのだから。

全ての恋愛に正解はないなら、テルちゃんの「究極の片思い」の在り方も、きっと間違いなんかじゃないと思える。

そして、原作にはない映画独自の「折り合いの付け方」については、今作を観た人たちの間で様々な意見が飛び交っているが、僕は、テルちゃんの揺るぎない「生き様」を感じて、心を強く動かされた。

上映期間中に、もう一度スクリーン上でテルちゃんやマモちゃんに会いたい。




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松本 侃士

編集者/ライター/1991・10・1 生/慶應義塾大学卒/2014年、音楽メディア企業 ロッキング・オンに新卒入社、編集・ライティング等を経験/2018年より、渋谷のITベンチャー企業にてメディア戦略を担当/音楽や映画のコラム記事をアップしていきます。よろしくお願いします!

「Emotional Words Soundtrack」

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