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令和初の紅白歌合戦に、「新時代」の風が吹く



いよいよ、今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表された。

この数年の紅白は、劇的な「世代交代」を印象付けるラインナップが続いていたが、やはり今年も、その流れは続く形となった。




まず真っ先に特筆すべきは、このサブスク新時代において、華麗に猛威を振い続けている2組、Official髭男dismとKing Gnuの初出演である。

僕たちの音楽の聴き方、音楽との触れ合い方が変われば、そこには自ずと、新しいポップ・ミュージックが生まれる。彼らの音楽が紅白で鳴りわたることによって、2020年の音楽シーンは、きっと更に変革の勢いを増していくのだと思う。



同じく注目すべきは、デビュー1年目の大抜擢・日向坂46。

新しい時代において、アイドルの「王道」を力強くアップデートして見せた彼女たちの功績は、やはりこの紅白のステージでこそ讃えられるべきものだったのだ。

乃木坂46、欅坂46、日向坂46。それぞれの個性を花開かせた坂道グループが一堂に集う今年の紅白は、日本の女性アイドル史に刻まれるべきエポックメイキングな一夜となるはずだ。



そして、少しずつライブ経験を積み、確実に音楽アーティストとしての才能を開花させつつある菅田将暉の初出場も嬉しい。



また、ジャニーズグループに注目すると、ついにKis-My-Ft2が念願の初出場を果たすことも感慨深い。

そして忘れてはいけないのが、この夜、活動休止まで1年を切ることになる嵐だ。この秋、ついに「新時代」の波に乗った彼ら5人は、令和初の紅白で、いったいどんなパフォーマンスを見せつけてくれるのだろうか。

期待して待ちたい。



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