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THE・自転車乗り。和歌山県新宮市という人口3万人未満の田舎町でどうにか自転車で生きて…

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THE・自転車乗り。和歌山県新宮市という人口3万人未満の田舎町でどうにか自転車で生きていこうと奮闘中です。スポーツサイクルの専門店 WHEELACTIONの店主でもあります。2018年12月から自転車店店内で書店WHEELACTIONBOOKSTOREを展開中です。

マガジン

  • ENCOUNTEREDー熊野地域のPODCASTー

最近の記事

なんだか色々なもののバランスがずれてきて、 面白くない世の中になってきている感。 こと自転車に於いてもそうで、 実際に走る人はどう感じているんだろうか。? そんなことを日々考えていると、 なんだか自転車業界をはみ出していく方が、 幸せになれそう。と20年越えの自分が感じた。

    • 明日の一冊で書籍紹介を書かせてもらいました。

      「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」 スズキ ナオ WHEELACTIONの店頭で自転車の旅人は言った。「日本はどこに行っても同じような景色だ。」大手飲食チェーンの看板が日本の多くの国道に並び、週末にショッピングモールへ続く車の列が渋滞を作る。いつから日本の街ははこんなにもつまらなくなってしまったのだろうか?この『深夜高速・・・』を読むと面白いものは変わらず街にあって、楽しいと感じなくなってしまったのは楽しむ目線を忘れた自分の感性が理由のように思う。半額焼肉の

      • 書籍紹介を書きました。「明日の一冊」より

        『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 』 森達也 目まぐるしく世の中の価値が入れ替わり、白か黒か、右か左か、正義か悪か、その思想の選別やそれぞれのギャップに心のスタミナを奪われる日々が続きます。 自転車店の店頭で接客をしているとインターネットなどに書かれているレビューを信じてやまない方が一定の割合で来店されます。それ自体は個人としても、まあしょうがないかと割り切れるのだけれども、ただ、あなたの目の前にあるリアルを信じられないような世の中になりつつあって、そし

        • 無ければ作る。パンクススピリッツ

          昨年夏より、フレームビルディングを始めました。 と言ってもまだまだガツっと一本柱で行く訳ではなくて、本業の隙間にプライベートに近い形で進めて行こう。そんな状況です。 お客様それぞれの要望や体型、好みなどに合わせて相談を受けて、作業の合間にフレームを作ったり、大規模カスタムしたりだんだんと要領も得てきました。 ちょうど自転車不足を補えるようなタイミングでスタート。 まあ、家具作りや什器作り、また整備の際などに溶接自体はしていたので、実際はフレームをどのように作っていくかのプロ

        なんだか色々なもののバランスがずれてきて、 面白くない世の中になってきている感。 こと自転車に於いてもそうで、 実際に走る人はどう感じているんだろうか。? そんなことを日々考えていると、 なんだか自転車業界をはみ出していく方が、 幸せになれそう。と20年越えの自分が感じた。

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        • ENCOUNTEREDー熊野地域のPODCASTー
          5本

        記事

          EDIT5 NEWYORK21上浦マリオさん(後編)

          上浦マリオの考える繁華街感 大人の集まりって飲む以外無い問題 第3のコミュニティー(サードプレイス) 第三のコミュニティ(タスクフォース型) 上浦マリオの考える地方創生 =文化作り バックボーンを見せる 美容師 チャレンジを見せる チャリティイベント 文化

          EDIT5 NEWYORK21上浦マリオさん(後編)

          熱量

          長い自粛から空けて、予断は許さないけれども。 身近な人が集まって楽しい夜だった。 人と会話をする事。 僕はいつもお店で会話するのが仕事でもあるのだけれど、自転車を介さない会話はそれはそれで刺激的で、ただ話す事でとてつもなくリフレッシュが出来た。 いくら今の技術で会話ややりとりが出来ても、実際の目の前に人が存在し、言葉を交わすのは画面やデバイスを通す以上にその言葉の熱量や湿度がしっかりと伝わってより広がりの言葉に変わっていくのだなと感じた。 音声コンテンツで色んな事をや

          努力

          今、努力をしたい事にかけられる時間を捻出できないのが すごく苦しい。 若い時の苦労と言うのはかけられる時間の事だったのかと 気づく。 もちろん今の自分は十分にそこに時間はかけたけれども。。。 バカになるくらい、いや変態になるくらいの密度と時間を今は欲している。

          今このタイミングでサイクリストは。

          コロナウイルスの感染拡大によって、日常生活を含めありとあらゆる行動が制限されだしてきて、また日々のエクササイズのあり方も変わってきたように感じます。 不要不急の外出を避ける中でもエクササイズによる体の免疫向上やリラックスは自己防衛でも必要ですし、また閉じこもる事での経済活動の停止も避けがたいと考えています。 そんな中で、一人ででも行うことのできるサイクリング時の サイクリストとしての行動規範がアップされているサイトがありました。少しだけでも見ていただいて、 サイクリストがきち

          今このタイミングでサイクリストは。

          地域と未来

          昨日は三重県のCAZACLEサイクリングツアーサポートのお仕事でした。地域を深く見ていく、、地域の時代背景や文化、また将来へと続く教育の面にまで幅広い見方で地域に目を向けるサイクリングツアーの1日でした。 今日は研修的な要素もあったので通常とは違うスペシャルなツアーコースだった訳なんですが、個人的にはものすごく心に刺さるものがあって、 それは主に地域での教育の面なんですが、子供達に自己肯定感や地域愛を持たせるような活動内容があって、それを地域の大人達がしっかりと実行して

          地域と未来

          前向きに日常を過ごす為に

          コロナウイルスの影響で国内の様々な業種やサービスが停止、休止 またイベント等も中止の決定がなされています。不要不急の外出は避け、、、など  確かに一般的な社会生活の中ではそうだと思います。 ただ、私たちの生活する紀南地方は満員電車での通勤もなく、 人の密集する状況は少ないかもしれません。 幸いにもまだこの紀南界隈では感染の報告もないらしいです。  さて、私の扱う自転車という乗り物は 野外で、また一人で楽しむことの出来るものです。 世間が外出含めて色々なことを自粛

          前向きに日常を過ごす為に

          今、スポット乗り捨て型のレンタサイクルを最小限の費用で実現できないかを考えている。便利に地元で使えて、面白くなるレンタサイクル。もう少し煮詰めたら関係各所に話してみよう。

          今、スポット乗り捨て型のレンタサイクルを最小限の費用で実現できないかを考えている。便利に地元で使えて、面白くなるレンタサイクル。もう少し煮詰めたら関係各所に話してみよう。

          EDIT4 バーバーNewYork21・上浦マリオさんと

          新宮駅前から繋がる駅前商店街、丹鶴商店街、仲之町商店街の真ん中の丹鶴商店街にお店を構えるバーバー NewYork21の上浦マリオさんにお話を伺いました。 「床屋ってコミュニティーだ」をパワーワードにする、進化系床屋とは? 今回収録のPODCASTは以下のリンクから↓ 美容室の定額制↓ 最近の若者の価値観について フライデーナイト↓ 長い話になりそうな今回収録は 第二回へ続きます。 地域の面白そうな人や事や物を掘り下げるPODCAST「ENCOUNTERD」 WHE

          EDIT4 バーバーNewYork21・上浦マリオさんと

          EDIT3 若者むけ泊まれる図書館「Youth library えんがわ」並河哲次さんと

          和歌山県新宮市の神倉神社の麓、 若者向けの泊まれる図書館 YOUTH LIBRALYえんがわがあります。 リノベーションされた古民家を若者が使え、隣の起業チャレンジスペースではタピオカ屋さんが営業し、地域の小学生から高校生、大人までが集まります。 世代を超えたコミュニティが生まれ、イベントも発生し、過疎と言われる地域の中で光を放っています。 そこを立ち上げた並河哲次さんにお話を伺いました。 視線の先は地域の若者の成長、、、、 これからの次世代を考え、行動する活動家は何を

          EDIT3 若者むけ泊まれる図書館「Youth library えんがわ」並河哲次さんと

          WHEELACTION AVEC RARE

          新宮市の人気洋菓子店、パティスリーRAREさんとのライドイベントが無事に終了しました。 まず、合計8回にわたる各店舗さんとのイベントお疲れ様でした。 今回のイベントは気軽なサイクリングの補給食とドリンクを食が本職のRaReさんに作ってもらい、店主さんと一緒にサイクリングを行いました。 夏がぶり返したような暑さではありましたが、少し湿気も少なめで気持ちよく走れた午前。 休憩地の公園では暑さで川に飛び込む若者達。 そこで食のプロの補給食とドリンクです。 最高以外ない取り合

          WHEELACTION AVEC RARE

          EDIT2 パティスリーRaRe嶋本有希さんと

          作り出すお菓子の繊細さやナチュラル系ファッションで一見、文化系男子のようなパティスリーRaReの嶋本 有希さん。熱くハングリーな活動の原点となるようなこれまでのお話を聞いてみました。三周年イベントの事、影響を受けた同世代の事、フランスでの生活やこれからの事。 熱さを表に出さずに作り出すお菓子で表現する。 WA的な次世代のお店のトップランナーにお話を伺いました。 以下のリンクからPODCASTが聞けます ↓RaReさんのFBページ 同時期に開店したお店 TSUBAKI

          EDIT2 パティスリーRaRe嶋本有希さんと

          地域の事を書く聴く理由

          最近でこそ毎週のように色んなイベントが詰まっている紀南地方だけれども、何となくコミュニティを超えていく活動が多く無いような気がしていて、属していないコミュニティの情報をニュートラルに見える機会を作れないかなと思っています。 田舎にありがちな内へ内へ狭まって行く閉塞感を突き破らない事には地方は終わる。 それは地域内、コミュニティの中だけで動く事が今の現状を結果として作ってきたからで、経済的な事だけでもなく、生活や文化や遊びも同様に感じていて、昔からよく言うガラパゴスは特化ではな

          地域の事を書く聴く理由