見出し画像

目に見えないもの

アトリエ わがみやうめだ 本日 今年のオープン初日です。
今年のテーマは 目に見えないものを大切にしましょう です。

まずは 農業部門から,土つくり。
目に見えている地上部の様子もさることながら、地中の様子を想像して微生物や小動物、植物の根っこが良き状態であるように工夫を重ねる。
土つくりは農業にとって基本中の基本です。
自然農法を座学しだしてから、より一層その考えが深まりました。
慣行農法で耕運機などで土を耕し、化学肥料を与え、雑草(必要ではない植物)害虫(収穫したい野菜を食べる虫たち)を農薬や除草剤で除去するという方法が一般的、というかそれが一番いいんじゃないかと思ってましたが、(ていうか、これしか知らなかった)この方法だと畑の土が硬く締まり、表土が流出し、残留農薬の問題や、化学肥料が川に流れ、海に流れていくという悪循環・・・果たしていいのかなぁ?
自然農法で ライムギの根っこで畑を耕し、落ち葉を拾って腐葉土を作り肥料にして、空気中の窒素をマメ科の植物で地中固定する(根粒菌を使用)。
ライムギは地上部は刈り取って緑肥とし 根っこは残って微生物により分解され地中に隙間ができ、小動物、小昆虫、微生物の住処になる。
地中って見えないんだけど、慣行農法で耕運機で耕しちゃうと土の中の生物の住処が全部壊れちゃう。言ってみれば砂漠状態にして、化学肥料をガンガン投入しても、かなりの部分流れてしまう。
害虫は天敵に駆除してもらう。そのために多彩な植物を植え、たくさんの虫たちや鳥、小動物が集う畑を作る。
多彩な植生でいろんな生き物が集う、引き寄せる。それが理想です。

いろんな生き物が集うということから、ふたつめの目に見えないもの ひととのつながり。
自分にできることで社会貢献して アトリエの場を使って 体験してもらえることを提供したり、自分自身が外部での活動で役に立てることがあれば出かけて行って参加する。
できることをできるだけ の精神で、今年はちょっとだけ積極的に動いていこうと思ってます。

それから 目に見えないもの 横隔膜(健康編)。
整体に通って一年ちょっと 横隔膜の大切さを整体師さんに教わりました。
姿勢を保つのに必要なものだそうです。整体は僕にとって健康を保つ秘訣のひとつです。整体師さんに、体を整えてもらいながら、自分でもボディワークを日課として 血流をよくすることで自分自身でぐっすり質のいい睡眠をとりながらからだを修復していく。何をするにも健康が一番大切。

最後に大切にしたい目に見えないもの言葉。本を読むこと。(読書部)
できるだけたくさん読書をして言葉を自分の中に蓄えて コミュニケーション(気持ちを言葉で伝えること)が すんなりできるように。
ひいては 年をとって体が動かなくなっても言葉で次世代にいろんなことを伝えていけるようにという願いもあります。

今年はイベントめじろ押しの年になりそうです。
還暦を迎え、残り人生を考えると7300日余り(80歳まで生きるとして)。
一日たりとも無駄には出来ないなぁという実感がひしひしとわいてきます。
最後まで読んでくれてありがとう。
ワクワクしながら残り人生楽しみます。

〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
わがみやうめだ 電話 086-231-3371
       梅田剛嗣



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?