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「コスプレ」を求める話

コピユニを始めて…コスプレをしていたら○○○○○○○○が出来るなんて……思いもしなかったんだ……📶



さて、この記事を始める前に。
おそらくだいたいの方が初めましてだと思うので、簡単に自己紹介をさせてください〜

【名前】つゆり
【所属】カガライブ!
【歴代担当キャラ】南ことり(9th~11th)/米女メイ(10th)/天王寺璃奈(11th)/夕霧綴理(医学展、まちなか学生まつり)
【役職】メイク/衣装、ウィッグ補助/ちょっと衣装作り/たまにお絵描き

こんな人間です。なにか物を作るのが好きです。何卒よろしくお願いします。それでは本編へ。




ラブライブのコピユニをしていると、必ず「何か」に動きだとか、見た目を寄せることになると思うわけです。その「何か」はだいたいキャラクターか声優さんですね。
私が所属している「カガライブ!」では、キャラクター寄せのためにコスプレをして踊っているため、本記事ではコスプレという行為にフォーカスして行こうと思います。


私は現在コスプレ3年生、コピユニ2年生と言った感じで、先にコスプレを始めた人間です。しかし、コスプレについて深く考え始めたのはコピユニを始めてから、特に初めてのライブを終えた辺りからでした。それからというもの、コスプレというのは単にウィッグを被ってメイクをして、衣装を着ているだけのものではないと強く感じることになりました。
キャラによってダンスの動きを変えること(まぁ私は全然出来ていないのですが…)、MC中の喋り方や立ち姿、キャラと同じような経験をしたり同じ気持ちを味わうこと…コピユニにおいては見た目だけではなくて、これら全てがコスプレになるんだという学びを得ました。


前述の通り、私はダンスが下手なのでキャラに寄せた動きが正直出来ていません。そう悩んだ時に、「じゃあ私が今キャラに寄せられるところって、どこなんだろう?」と考えました。もちろんダンスは練習して少しずつでも上達したいし、キャラらしい動きをしたいと思っています。でも今すぐにとなると限界値的に厳しい…そう思って。出来たものが。こちらである。







ん?


どうしてこうなった。


いや、どうしたもこうしたもないのだけれど…思考のプロセスとしては
①天王寺璃奈さんになりたいなぁ…
②天王寺璃奈さんと言えば璃奈ちゃんボードだよね!
③待って、ちゃんと光る璃奈ちゃんボードを作れたら私も天王寺璃奈さんに近づけるんじゃね!?
④作ろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

と、天王寺璃奈さんのことが大好きな私は思ったのだった。残念ながら私はN88BASICとかいう大昔のプログラミング言語しか取り扱ったことがなかったため、何ヶ月かかけてArduinoのために新しく言語を勉強した。頑張って3Dの設計もした。はんだ付けもした。出来上がった時の感動と言ったらもう…

ちゃんと表情も変えられます。

そんな訳で、要するに私はダンス以外の見た目や中身を寄せてみよう!という考えに至ったのです。だからと言って璃奈ちゃんボードはやりすぎだったかもしれませんが……

もちろん天使天才な天王寺璃奈さんはこれくらい、ちょちょいのちょいで作ってしまうのかもしれません。というかそうです。アニメ1期だとライブ前日に急に作っちゃってるし…イチから勉強した私とは違って。
それでも少しくらいは中身から近づけたと思うし、璃奈ちゃんボードを作ることによって得られた気付きもあります。だから私は『キャラと同じ経験をしてみるって、良いなぁ!』と思うわけです。

せっかくなので、ここで担当しているキャラで意識して寄せているところなどを紹介していきます。

【南ことり】所属している団体の衣装担当という点にシンパシーを感じています。自分の衣装も他のメンバーの衣装も作ることがあるのですが、特に先日のライブ(11thカガライブ!χ's公演)に向けて作っていたKira-kira Sensation衣装は気合いが入りました。アニメを見直してから作ったので余計に。
 (メタ的に言えば違ってくるけど)ことりがデザインした衣装を「どういう意図でこういうデザインにしたのかな?」と考えたり、「いやこれ型紙どうなんの!?」「えっこの素材感どうなってんの!?」「縫えねぇよ!」とギャーギャー言いながらも作ると、彼女の洋裁スキルの高さ(そりゃ留学出来るわ)に理解が深まるし、既製品と違って衣装の可愛いポイントを押し出して作れるので、他のメンバーの分はついつい気合いを入れて作ってしまいます。メンバーの分を作る時は特に「最高に可愛い衣装を着てほしい!」と思います。こういう時、きっとことりもこういう思いで衣装を作っていたんだろうなぁと思います。これからもステージを創る上で欠かせない要素として、ことりと一緒に衣装とも歩んで行きたいと思いながら南ことり役をやっています。

【米女メイ】Liella!2期生キャラは、10thカガライブ!Caella!公演でシークレット枠として登場しました。配役を決める際、希望としては「四季メイのどちらかをやりたいです」と答えていたのですが、四季はやりたい人が多かったのでメイを担当することに。四季は単純にキャラが好きだったのですが、メイは所属団体に入るまでの経緯にシンパシーを感じる部分が多いです。米女メイさん、分かる。「自分にはそういうのは向いてねぇ」というこの言葉、コピユニに入る前の自分の中にもありました。正直なところ、最初はコピユニに入る気がなくてずっとオタクをしているつもりでした。でも、コピユニを見るきっかけとなった人も卒業してしまったり、卒業メンバーで仲の良い人や残っているメンバーからも発破をかけられて…気付いたら入っていたし、担当キャラは4役に増えていたし、1年弱リーダーまでやっちゃったよ。向いてなくたって、好きなことなので頑張りたいですね。米女メイさんを演じる時は、そういうまっすぐな気持ちや憧れを自分の気持ちや経験と重ねて、ステージ上で解放しながら踊っています(それ故に一番自然でやりやすい)。見上げるだけじゃもう何も返せない!

【天王寺璃奈】
天王寺璃奈さんに関しては、本当に純粋に大好きなキャラだからやらせてもらっているため、共通点はほぼほぼ無いんじゃないかと思います。体が硬いことくらいしか浮かびません…だからこそ、何か一つでも理解したくて璃奈ちゃんボードを作ったわけですが…この件を通して、改めて彼女の機械類のものづくりスキルに感服しました。私もカガライブ!のものづくり担当になるなら機械も触れるようになるべきか…
璃奈ちゃんボードはさておき、11thカガライブ!モリガク公演において天王寺璃奈さんのソロ曲である「First Love Again」を披露させていただきました。彼女との共通点が自分の中に存在しない以上、曲の聴き込みとストーリーの読み込みをとんでもなく行いました(この曲をやると決めてから本番まで、420回ほど聴いていたらしい)。今は亡きスクスタのキズナエピソードと曲から得た自身の解釈をぶつける…!という意気込みで本番に臨んだところ、とあるOGの方から「本当に表現力が上がったね…!」と褒めていただけたので、もしかしたらなにか伝わっていたのかもしれないと思えました。にっこりん。

【夕霧綴理】本当に難しい〜!彼女と私は対極に位置するものでは?とすら思います。夕霧綴理さんはひとたびパフォーマンスを行えば、見ている人は誰もが魅了されていきます。でも、私にはそんな技術も魅力もねぇ…と早々に気付いていたので、これはもう練習を積んで近付くしかないです。いつか、あのキレのある美しいダンスをしっかり表現出来る日が来ると良いな…と思いながら日々練習しています。
内面的にも近付ける気がしません。どうして死んだ魚に話しかけるのか、未だに分かりません()
とは言ったものの、スクールアイドルに対する理念には深い共感を覚えます。私たちも、不完全でも熱を持って、みんなですごいものを作りあげたいです。せっかくのカレンダー連動プロジェクトなので、彼女の「いま」を追い続けて、向き合って、理解していって、表現していきたいです。


若干長くなってしまいましたが、各キャラに対してはざっとこんな感じです。細かく書くととんでもない文字数になってしまうため抑えました。基本的には
①共通点を探す
②共通点があればそこを増幅させて押し出す
③なければ作るか理解をより深める方向へシフト

という形をとっています。やり方は人それぞれだと思いますが、これが私にとっての「見た目以外の要素を寄せるコスプレ」です(璃奈ちゃんボードは中身を寄せようと思った結果、モノが出来たため結果的に見た目も寄せられた)。


最後に

コピユニとして活動する上で求めるものは人や団体、それぞれだと思います。それでも私はキャラ寄せのコピユニをするのであればコスプレはキャラ寄せにおいて重要な部分だと思っているため、ぜひ見た目以外の部分も含めて「コスプレ」をして欲しいと思います。キャラ寄せをしているコピユニ団体を見ていて、「あっ!この人のこういう部分絶対意識してる!」と感じる時って結構幸せです。

コスプレって、奥が深い!と改めて感じられたので、この記事を書けて良かったと思います。よく分からない記事だったかもしれませんが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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