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祝2,000勝!川田騎手と武豊騎手の1,000勝を比べてみた

2月11日の東京12Rで、ハードワイヤードに騎乗した川田将雅騎手が勝利し、JRA通算2,000勝を達成しました!
そこで、川田騎手とレジェンド武豊騎手の1,000勝から2,000勝までの間のデータを比べてみました。

武豊騎手

※95年と02年の勝率は通年ではなくデータ内での勝率

まず武豊騎手です。
武豊騎手が1,000勝を達成したのは、1995年5月10日京都3R(フォーティファイド)で、そこから7年後の2002年9月21日の阪神12R(ディスカバリーベイ)で2,000勝に到達しています。
途中ではダービーを初勝利したり、一時主戦場をフランスに移したりしていますね。
それにしても2001年以外はすべての年でリーディング1位とは、本当に恐れ入ります。
結果4,480回騎乗で1,000勝し、勝率は22.32%でした。

川田将雅騎手

※16年と24年の勝率は通年ではなくデータ内での勝率

続いて川田騎手です。
川田騎手が1,000勝達成したのは2016年9月11日の阪神6R(ラヴアンドドラゴン)で、2,000勝までの間の1,000勝には約7年と5か月かかりました。
ルメール騎手がいるためリーディング1位こそ1回にとどまっていますが、初めて年間100勝を達成した2019年以降は、驚異的な勝率で勝ちまくっています。
結果4,138回騎乗で1,000勝し、勝率は24.17%でした。

比較

それぞれ95年16年は1,000勝以降、02年24年は2,000勝までの数字です

並べました。
ちなみに武豊騎手が2,000勝を達成したのはデビューから16年目で33歳6か月、川田騎手が21年目で38歳4か月と、デビューからの年数や最年少記録ではどうしても武豊騎手が優位ですね。
しかし、1,000勝から2,000勝の間で川田騎手は武豊騎手よりも騎乗回数が342レースも少なく、勝率では武豊騎手を凌駕しています。
いまさらではありますが、2023年の勝率3割超えは驚天動地の大偉業と言えます。

まとめ

40歳というひとつの区切りを前に、騎手として脂が乗りまくっている川田騎手。
単純比較はできませんが、近年の勝率では武豊騎手の全盛期(全盛期がいつかは意見が分かれそうですが…)をゆうに上回っており、その手腕は日本競馬史上最高峰と言っても異論はないでしょう。
これからもさらなる活躍を期待しております。

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