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「愛の人」の統合と破滅

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古くは大学時代、僕は法政大学の英文科にいて、イギリス人教授のゼミを受講していたのだが、そのイギリス人の男性教授から、「お前は現代の日本のスタンダールだ」と言われたことがある。

スタンダールは、墓碑銘に「書いた、愛した、生きた」と描かれた作家だが、僕は当時から親しい友人から「愛の人」と称されることがあった。

そしてあれから30年近い年月がたち、僕は50歳になったが、最近こころの分野の師匠である、あけみちゃんこと岡部明美さんからも、「たけし君は愛の人だよ」と言ってもらえて、ずいぶん嬉しかった。

今年になってから、僕は折りに触れ「ああ、僕は愛の人だなぁ」と感じることが多くて、自覚もかなり強まっていたので、師匠から同じように言ってもらえて、認識が間違っていなかったのが嬉しかったのだ。

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