上から下は良く見えるが下から上は見えない

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もう7〜8年前のことだったと思う。

ある方、といっても、それが誰だったか憶えていないのだが、ある年長の方が講演かセミナーでこう言った。

「上から下は良く見えるが、下から上は見えないものだ」と。

これは何についての話かというと、価値観、世界観の話であり、お金やグレードの話でもある。

たとえばレストランを例にする。

客単価3,000円のお店にしか行かない人は、それよりも上の価格帯のお店は総じて「高いお店」と、ひと括りになってしまい、客単価8,000円のお店と客単価15,000円のお店の違いはイメージできない。

いっぽう、客単価3万円のお店に通う立場の人は、客単価1万円のお店と2万円のお店の違いがハッキリ分かる。

さらに客単価5,000円と1万円のお店の違いもグラデーションでちゃんと認識できる。

自分の価値観より上の世界はイメージしにくく、自分の価値観より下の世界はリアルにイメージできる、というお話し。

最初この話を聞いたときは、ほとんど意味が分からず、「ふーん、そんなものかな」と思うだけだった。

でも、その後自分が会社を辞めて独立し、自分で会社を作り、稼ぎが6倍、7倍となってくると、この言葉を強く実感するようになってきた。

たとえば出張で泊まるホテルのこと。

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立花岳志

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