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ジャーニーマップ早わかりワークショップ

「UXリサーチの道具箱」を出版された樽本徹也さんのワークショップに参加しました。

グループでジャーニーマップをつくり、そこからソリューションを考える、というようなワークショップには何度か参加したことがあったのですが、同じステージのジャーニーマップを、サービスの登場前後で2つ作って比較する、というのは初めてで、とても興味深かったので、記録しておきます。

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2018/5/28 @インフォテック株式会社
ファシリテーター:
樽本徹也さん(利用品質ラボ)
関満徳さん(POStudy主宰)

●前半:座学
マップの考え方や目的

●後半:ワークショップ
カスタマージャーニーマップ

※写真を撮り忘れたので、後日いただいた別のグループのワークです。

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マップの目的や作り方が明確かつ簡潔に理解でき、とても良かったです。

キャンセルを見込んだ参加者の繰り上げや、終了後のフォローなど、参加体験もとても心地よったです。

また「ユーザビリティエンジニアリング」の著者でおなじみの樽本徹也さん、新しい本が出たとのことで、新刊が当たる抽選会が行われ、見事当選しました!
ありがとうございます。

UXリサーチの道具箱 ―イノベーションのための質的調査・分析

ユーザインタビュー、データ分析、ペルソナ、シナリオ、ジャーニーマップ、ジョブ理論、キャンバスについてわかりやすく解説された、図やイラストの多い読みやすい本です。

まとめ

マップ作成のポイントは、
・どんな登場人物に
・どうフォーカスして
・何を比較するか明確に

マップの効果
・組織に閉じずユーザー行動を俯瞰し
・組織に対話を生んで連携を強くし
・みんなが同じ価値に向きあえる

この「同じ価値に向き合える」というのが、関わるメンバーが増えるほど難しくなることが多いと思うので、プロジェクトの初期に時間を割いてもやる(そして何度も振り返り、必要があればアップデートする)のが大事だと思いました。