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人気デザイナーが必ず持っている、大切な3つの『〇〇』って?

事業会社で採用に関わっている方には共感してもらえるのではないかと思うのですが、カジュアル面談などでデザイナーさんにお会いして数10分話していると、「この人はきっと、どの会社からもオファーが来るだろうな」と直感的に感じる方っていませんか?

ポートフォリオがちゃんとしている、技術力が高い、話が上手い、というのとはまた別の、「この人と一緒に働きたい」と思われる、いわゆるモテデザイナーさんって何が違うんでしょう。よくよく考えてみると、共通点があるような気がしたので書いてみようと思います。

◉Creation(創造)

言われたこと、分かっていることをそのまま形にするのではなく、『誰にどのように届けるか』『本当にその人はこれを求めているのか』を考え自分なりの答えを出しながら、目に見える形にしていくことができる人。

右から左に『なんとなくみたことのあるUI』に仕上げるのではなく(それはただのオペレーション)、たとえ結果として他サービスと同じUIを解とするのであっても、その解に至った経緯と『なぜ今自分たちがその選択をするに値するのか』をちゃんと伝えられるのがクリエイティブな仕事なのかなと思います。

Emotion(感情)

 自分なりに出した答えを、ステークホルダーに『感情を持って』伝えていくことができる人。

ステークホルダーは、実際に利用するユーザーやクライアントだけでなく、社内の意思決定者をはじめ、プロジェクトの関係者(エンジニアやCSやセールス)など全員と思った方が良いのではないかなと思います。

もちろん目指すところは『見た人・使った人の心を動かす』というところだと思うけど、そこまで届けるためにまずは、『プロジェクトの関係者や意思決定者に、やりたいことを伝える』というのが最初の重要なハードルとなる場合も多く、チームを強化するために、全員がなるべく均一のクリエイティブを作れるようにしていると、逆に思い入れが薄まって熱意を持って取り組めなくなってしまったり、それによって、意思決定者と話すときに感情の部分での疎通が弱くなり、『これだけ良くなるはずだから、絶対にこれをやるべきだ』という、決める人の感情に訴える力が弱くなってしまいそう。

自分自身にビジョンがある必要はないと思います。
サービスのミッションや、ユーザーの課題にとことん共感し、自分のことのように話せれば、

◉Execution(実行)

そして絶対に外したくないのが、やると決まった業務を『きちんと・責任を持って・実装し・完成させる』ことができる人。言うだけじゃダメ、中間制作物を綺麗に作るだけじゃダメなんだと思います。

そのためには、先を見据えた設計力、ディテールを詰めていくデザイン力、時にはコーディングなどの技術力も必要ですが、事業開発やエンジニアと話すためのデザイン以外の知識、たとえ自分がリーダーではなくても完成させて成功にたどり着けるように、『自分に何ができる』か常に探し行動することが必要なのではと思います。

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以上が私の考える、「わりとどんな会社からもオファーが来る」と直感的に感じるデザイナーの言語化でした。

そんな境地には一朝一夕では辿り着けなかったり、閉じられた社内の場だけでは視界が閉じてしまうこともあるかと思います。

そんな方に向けて、同じような悩みを抱えた社外のデザイナーと交流できるデザインコミュニティやってます。
基本的には都内で就業後に集まる形にはなってしまうのですが、定期的に情報交換やディスカッションの場の提供を行なっているので、ぜひ一緒にモテデザイナーを目指しましょう!


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