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スキルシェアカンファレンス2018に行ってきました

少し時間が経ってしまいましたが、10/25に開催された、「スキルシェア・カンファレンス2018 by ストアカ 〜人生100年時代におけるスキルシェアの価値とは?〜」に参加しました。印象に残ったセッションのレポートです。


「人生100年時代を生き抜く最強の自分の作り方」

ヤフーアカデミア学長 伊藤羊一 氏

何かの積み重ねでスキルが出来上がる。
スキルを形成するのは大きく3つ。

①コンテンツのクオリティ
→積み重ねて改善することでしかあがらない

②相手の驚く特異点
→思わず「この人のここがヤバイ」と思わず言いたくなる、差別化要素

③いったん全部受ける
→経験値を左右するのは「やる」か、「やらない」かだけ!

<まとめ>
どんな人生を歩きたいか、歩みたい人生があったら、とにかく一歩進んで失敗してみる。
人生に潤いがあると朝自然と起きれる。
未来は予測するのではなく、自分で創るろう!

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「副業解禁元年、企業/個人はスキルシェアとどう向き合うべきか?」

●杉原倫子さん(ソフトバンク株式会社 人事本部 人材開発部 部長
ソフトバンクユニバーシティは社員が講師。
社員同士でスキルシェアができる仕組み。

英語上達のナレッジや、ブロックチェーン、マインドフルネス、ペッパーくん誕生秘話…などのナレッジシェア(知恵マルシェ)、1000回以上開催。

外でネットワーキングしてきたものが、自己成長につながることは事実
社外の活動がオープンになることにより、今まで経験していない部署から声がかかるなど、スキルの見える化が加速。

好きで得意なことが会社でも。
会社員である以上は本業が優先。
外から入ってくるポジティブな評価が社員に良い影響をもたらす

禁止自体は隠れ副業、あまりよいことない。
1年前にご自身でも副業開始。ハードルを感じたとしたら周りの目。
チャレンジしたい人は遅かれ早かれ出て行く。禁止することでも人材流出は防げない。
長い目で見ると外に出て行ってもまた頼みあえる関係を作る方が大事。

ソフトバンクユニバーシティは、ストアカで一般参加者向けにも試験的に開催

●原田裕一さん(株式会社NTTドコモ / 日本酒講師)
本業以外で好きなことにチャレンジしてみたかった。
日本酒にたどりつくまで、社会人インターンなど行ってみたがピンと来なかった。

エンジニアは社外の人とは知り合うチャンスのない職種。
日本酒という共通点でいろんな職種、年代の方と知り合えてコミュニティが広がる。メリットしかない。

時間的なデメリットは特にない。
会社は許可制なので、申請するための労力や周りの目は気になった。

日本酒に関する資格を持っていなかったので、自分の知識が本当に人の役に立てるか不安がハードルだった。

熱量が上がっているときに踏み出すのがポイント。
この先に新しいなにかがあるのかはまだ分からない。

●西村創一朗さん(株式会社HARES CEO 複業研究家/ランサーズ株式会社 複業社員/NPO法人ファザーリングジャパン 理事)
自分の時間を切り売りする"副業"と、人の役に立つことで収入だけを目的としない"複業"。

スキル系の複業は誰かの役に立つ(Give)になるので始めやすい。
アニメなど消費型の趣味は教えるまで詳しくならないとGiveにはなりづらい。

いきなり出品にハードルを感じるなら、まずは周りの人5人集めて教えてみる。

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感想

「どんな人生を歩きたいか、どんな人生を歩みたいか」というのは、今まで
会社員として仕事をすることを前提にしか考えたことなかったので、もっと自由に考えていてもいいんだなと思いました。

最近特にTwitterとかでも、「まずはやってみよう」「行動せよ」といろんな人が言っていて、頭では理解できるのですが、チャンスやアイデアに直面した時に、迷わず「これは自分がやるべき、行くべき」と飛び込めるかどうかは、実は普段から「どんな自分になりたいか」「そのためには何が糧になりそうか」「自分だったらどうやるか」みたいなことを想像して備えている人こそが、いざという時に飛び込めるんじゃなかと感じています。

なので私は「行動」よりは「実行」という方言葉の方がしっくりきます。
効率よく欲しいものを掴むためにはインプットとある程度の計画は大事。

あとは「自分はどこに強みがあって、人に何が与えられるか」を初対面の人に簡潔に説明できるようにしておくのも大事だなと思いました。

収入目的の副業には全く興味ないのですが、人にGiveすることによって結果自分が強くなる、ということには興味ありまくりなので、直感を鍛えながら試してみようと思いました。