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純国産鹿セーム革について

私はT.T.Leather名義とは別にHirschlederという名前で純国産の鹿セーム革を取り扱っております。
セーム革の良さはずばり眼鏡やアクセサリー等をふき取るとめちゃくちゃきれいになるところです!


セーム革とは

まずセーム革についての説明を致します。
セーム革とは鹿革を油鞣しという特殊な鞣し方をした革になっております。
通常、レザークラフトや革製品に使われている革は、タンニン鞣しやクロム鞣しと言われる鞣し方をしております。
油鞣しはセーム革のほかに姫路白鞣しと言われるレザーにも使われております。
油鞣しをすることにより柔軟かつ洗うことが出来る革へなります。

セーム革の用途

よく使われている用途としては、眼鏡やアクセサリーのふき取りや大判サイズになると洗車時の水分のふき取りなどがあります。
ある程度年齢を重ねた方ならお分かりだと思いますが、洗車キットに含まれていたセームはこちらとなります。
洗車時の水分のふき取りについては合成セームに変わりましたが、アクセサリー拭きや眼鏡拭きの用途としましては、市販の眼鏡拭きより断然こちらのほうをお勧めします。

このセーム革の出会い

X(旧Twitter)にてジビエレザーを販売していらっしゃる方と知り合い、このセーム革を買ったことが、現在販売しているセーム革との出会いとなっております。

幼少の頃より眼鏡ユーザーでしたが、数ある眼鏡拭きの中でこのセーム革が一番きれいになると感じましたので、販売しております。

市販のセーム革も使ってみましたが、正直一般的な眼鏡拭きと大差ないと感じておりました。
ですが、このセーム革は市販のセーム革(0.6mm)に比べて倍近くの厚み(1mm前後)があるため、しっかりとふき取ることが出来るようになってます。
また、市販のセーム革は表面にシリコン加工をしているのですが、当方が扱っているセーム革は純鹿セームと言っていいほど余計な加工をしていません。
自然派な方や、良質な眼鏡拭きを使いたい方にぜひおすすめします!

なぜHirschlederという名前なのか

Hirschlederはドイツ語で鹿革(鹿セーム革)という意味がございまして、
眼鏡拭きやアクセサリ拭き、洗車時の水の吸い取り等の使い方から質実剛健なイメージがありドイツ語にしました。

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