見出し画像

教養がないから即席でも学ぼうとしてる

 先日Twitterを見ていたらこんな記事が流れてきた。

NHK Eテレで毎週放送されている『100分de名著』のムック本を100冊読んだら,理系出身の人間が教養を学ぶことができた,学ぶ効用を理解したというお話。

これに触発された私も年明けからいくつからのVTRを見ている。たまたまNHKオンデマンドの特選ライブラリーを契約していたので,公開中のものをランダムに見ていこうとしている。ここまでの時点で見たのは以下の通り。

三木清『人生論ノート』

西田幾多郎『善の研究』

マルクス・アウレリウス『自省録』

ニーチェ『ツァラトゥストラ』

で,今見ているのが孔子の『論語』です。

以前,研究の参考にとレヴィ=ストロースの『野生の思考』も見ました。

今までちゃんと古典に向き合ってこなかったことに対する反省と,もっと早く読んでおけば今悩んでいるようなことでウジウジしたり,迷いの縁にいる学生に対してもっと良い言葉をかけることができたんじゃないかと思ったりと,感じること,考えることが多々あります。学ぶことが楽しいんですよね。たまには(いつも?)専門から離れて見聞きすることも大切ですね。

テレビでわかった気になるなって言われるだろうけど,失われた時間を少しでも取り戻そうとしてます。

ちなみに番組Webページを見ると,まだまだ興味深い古典が並んでます。今年はこれらを見て,学んで,少しでも心の迷いを取り除きたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?