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渡瀬裕哉先生をお招きしての事務事業評価勉強会レポ

遂に!遂に宇都宮に渡瀬裕哉センセイが来てくれました!
減税運動新参者のワタクシとしてはこの一大ムーブメントの火付け役にして、日米保守政治の表も裏も知り尽くした碩学に会わずにはいられません。この日が来るのを心待ちにしていました。

僕が減税運動に参加したのは3月のこと。Twitterでの盛り上がりを感じ、住んでいる栃木県にも減税会アカウントがあるのを発見。当時会員が8名くらいで、近々飲み会やります、みたいな告知してたっけ。「おっ、いまなら会員ナンバー1桁だろ⁈」と思ってソッコーで入会しました。(後に会員番号10番であることを知りましたw)

月1回の事務事業評価勉強会に参加して「行政評価」というものを知り、政治の世界の面白さにどんどん開眼していきます。そうこうしているうちに渡瀬先生を招いての勉強会の日程が決まり、「社会的嘘の終わりと新しい自由」が出版され、期待に胸が膨らみまくっていきました。そんな中はじまった事務事業評価勉強会。

まずは渡瀬先生から地租改正の話、アメリカと日本の保守運動の違い、帝国議会がモメた話や日本の行政改革の話などなど、歴史的な経緯の数々をお聞きしました。先生の醍醐味って徹底した「そもそも論」にあると思うんです。「そもそもなんでこんなものがあるんだ?」っていう素朴な疑問に応えるには歴史を遡ることが必須で、歴史を知ると仕組みがわかる。歴史ってほんと大事なんだって改めて思いました。

そしていよいよ栃木県内の事務事業評価をみていったのですが、もうね、速いのなんのって。僕らの勉強会でみんなであーだこーだいいって事務事業評価にツッコミをいれるスピードの軽く5倍、いや10倍はでてるんじゃないか?ってくらいの速さで「これワケわかんないですよね」「ナメてますね」と斬りまくっていくもんだから、もはや心地よいレベル。たとえるならば料理人があざやかに魚を捌くのを見ているような。プロってほんと凄いですね。

そんなこんなで、あっという間に勉強会は終わり、舞台は懇親会へ。で、懇親会がさらに面白かった…。渡瀬先生の見たリアルポリティクスの怪しい世界の話やら、ラオスやカンボジアでの日本政府のお粗末な政策の話、アニメと政治哲学の話などなど、ボリュームが多すぎて頭がパンク寸前。いや、パンクしたな。吸収しきれないだろあんなもん。

振り返ってみると、「教養の海」に溺れるような1日でした。ほんとね、会えるうちにみんな生ワタセユウヤを体験したほうがいい。最高に知的なアトラクションだと僕は思う。

(投稿者:かのう)

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