のーと29

ダンジョン飯8巻発売!!!

こんにちは、てつしです。
ダンジョン飯の8巻が今日発売されました。
ので、その話をします。

ダンジョン飯ーーそれは僕がここ最近で一番推している漫画。
ファンタジーと細かい設定をつつくのが好きな僕みたいな人にとっては最高の漫画です。

まあ「このマンガがすごい」にノミネートされたりしてたはずなので、知ってる人は知ってるでしょう。話題作でもあるし。
知ってるだろうから説明はしないか、というとそうではありません。
説明します。なぜならしたいから。
知ってるよ。という方は一度記憶を消してご覧ください。

ダンジョン飯、どういう話かというと、一言で言うなら「ファンタジーグルメギャクマンガ」。四言くらい言った気もしますが、そういうマンガです。

あらすじも踏まえて説明すると、
諸事情により今すぐダンジョンの再奥まで言ってドラゴンを退治しなきゃいけない!でも資金がない!よっしゃ途中の魔物を食べながら進もう!
です。

よくあるファンタジー的な世界観と、その設定のスミをつつく感じがもうたまらないですね。

スライム、動く鎧、人魚、果てはドラゴンまで。
そのどれもに作者独自の解釈も踏まえた生態があって、それぞれに応じた倒し方と調理の仕方がある。
コカトリス(身体がニワトリで尻尾がヘビのモンスター)はヘビの頭とニワトリの頭があるから、同時に威嚇すると両方の頭の方に行こうとして混乱する!とかね。わかりにくいな。読んでください。
感覚的には空想化学読本とかに似てる感じでしょうか。リアルだったらこうかもね、というちょっと本筋からそれた横道でのお遊び感というか。

出てくる食材がファンタジーなだけで、調理方法はめっちゃ普通。
血抜きして、アク抜きして、切って、茹でて、揚げてetc.
魔法も加熱したりくらいにしか使われません。
あ、もちろん戦闘では色々出てきます。爆発とか、爆発とか……爆発とか。

それだけ聞くと、「あーそういうスピンオフみたいな?本筋じゃなくて細かいコラムみたいなのがいいのね?」って思うかと思います。

ちゃんと本筋もいいよ。

最初っからテーマやら気になる謎を打ち出して引っ張る感じではないので、最初の方は「なんか変なグルメ漫画だな」って感じですけど、だんだん読み進んでいくうちに謎が出てきたり、「えっどうなるの!?」みたいな展開とか、作品としてのテーマみたいなものも見えてくるんですよ!

それが何かはネタバレになっちゃうので読んでください。

と言いつつネタバレをすると、当初の目的であるドラゴンは4巻くらいで倒せます。(いま8巻まで出ている)
そっからの展開がね、いいよ。読んでください。

読んでください。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?