見出し画像

ブライトンvsアーセナル

明けましておめでとうございます。
寝落ちして気づいたら2:20で年越してました。
元旦からこんなものを書いてるやつは間違いなく友達少ないので今仲良くして頂いてる方はこれからも仲良くしてやってください。(新年のご挨拶)

スタメン

三笘はスタメン。冨安はベンチ。
アーセナルは左SBに今日はジンチェンコ。前からいくぞ&ボール持つぞの意図を感じる采配。
ブライトンはカイセドが累積で欠場。これデカい。

前半

開始早々アーセナル先制。カウンターのカウンターというあるあるな流れで最後はサカが押し込んだ。アンカーの守備強度ってネガトラで活かされるよねってなシーン。

ブライトンとしては1度もマイボールで落ち着くことができないまま失点してしまったのがやるせない。ここでざっくり配置を整理していく。

エンケティアがコルウィルを消してダンクに出させたところからプレススタート。左サイドがひとつずつズレて人を捕まえにいく。

それに対してブライトンはお得意の3人目で剥がしながらDFラインの裏を狙っていたがアーセナル守備陣の能力が上回って不発。

しかしこんな大掛かりなプレス毎回毎回成功するわけなく、先制したこともありブロックの高さを下げ始めたアーセナル。ここでデゼルビはいつもなら可変で235にするが今回はそのまま244のような配置を取っていた。

考えられる理由としては、支配率アップとネガトラ対策といったところか。左右のハーフスペースはトロサールララーナの担当となる為、ゴール前の人数が少なくなりがちなのがこの配置の難しいところ。ベンゼマさんならきっと上手くやる。このトレードオフをどう見るか。似たようなことを昨季シティがやっていた。

人とボールの動きがスムーズな右サイドに比べ、左サイドは停滞気味。その要因のひとつがエストゥピニャン広がりすぎ問題である。

相手SBはボールと三笘を同一視できるのでアプローチしやすい&味方ボランチとの距離が遠くなり3人目の難易度が上がる、といった良くないことが起こるのでどうにかここは指導で改善して欲しい。それか登里獲ってきて欲しい。

可能性を感じたのはトロサールが降りる→三笘が斜めにその背後狙う→エストゥピニャンが縦に抜ける、といった連動だったがこの試合では1回発動しただけでボールも出なかったのでチームとして取り組んでることでは無さそう。

前半35分頃、グロスが左ハーフスペースに移動しいつもの235となり左サイドの改善にかかる。

終了間際コーナーからアーセナル追加点。ブライトンのセカンドボール要員の2人の真ん中にボールが落ちて決められたのはひとつ気になったところ。そこ空けてていいの?みたいな。

アーセナルの保持について触れとくと、442でプレスをかけるブライトンに対してジンチェンコの偽SB、エンケティアの偽9番など色んな偽ネタを駆使しながらめちゃくちゃボールを回してた。ブライトン的にはいつもなら相手が失ってくれる場面で繋がれて結構しんどい。

後半

後半開始早々またもやアーセナル追加点。前半マルティネッリはカットインばかりを狙っていたがそれを伏線にするかのようにこのシーンは縦突破で左足を振り抜いた。ただ1対1を仕掛けるのではなく90分通して駆け引きできるようになったのは今季マルティネッリが成長したことの1つ。

後半もブライトンはゾーン2以降はグロス上げて235。

効率良く得点を重ねたアーセナルは60分、両SBをティアニー冨安に交代。守備力アップ。こんな交代できるの世界でここだけ。そして三笘vs冨安が実現。正月からめでたいですな。

交代直後、冨安とエストゥピニャンが1対1してて「なんでお前やねん」とツッコミを入れてしまった。

アーセナルと同じタイミングで2枚替えしたブライトン。ここから試合の流れは大きく変わり三笘のゴールが生まれる。1列上げたグロスが冨安を引きつけ三笘へ。これをしっかり決めて2点差に追い上げる。

イケイケムードの中、ブライトンをひっくり返すようなアーセナルのカウンターがぶっ刺さる。ウーデゴールのワンタッチスルーパスで勝負アリ。マルティネッリに並走してたサカ偉い。

ここから再度追い上げるブライトン。ファーガソンがロングパスに抜け出し押し込んでまた2点差。セインツ戦からサリバの裏への対応がやや不安定な印象を受ける。その後アーセナルはホールディングを入れ5バックで試合を締めにかかる。

この試合の山場は幻の3点目。左サイドのスローインから三笘がペナ内に侵入しゴールを決めるも惜しくもオフサイド。これが決まっていればまだまだわからなかったが。

そのまま試合終了。

おわりに

アーセナルが両SBを交代してから流れがブライトンに傾いたのが面白かった。この試合で言うとブライトンがされて嫌だったのはボールを取り上げられることだったと思うのでプレータイムの管理も含めてアルテタはどう考えていたのか気になる。

カイセドマクアリスターが揃ってたらどうなってたかは非常に気になるのでエミレーツでの試合が非常に楽しみ。ゾーン2以降の235の静止具合はシャフタールの頃と比べると全然なのでどう改善されていくのか注目です。

デゼルビ好き日本人グーナーとしては大満足な試合となりました。
今年もよろしくお願いします。

2023/01/01
ブライトン 2-4 アーセナル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?