【Shadowverse】意外と簡単!?ロイヤル9500勝が教える初心者向け財宝ロイヤル講座


500勝してないクラスがまだ3つもある・・・

はじめに

 どうも皆さん初めまして、tttu(@tttu3487)と申します。
 普段はYoutubeでマイクラやシャドウバースのネタ動画を投稿している変な人です。
 初のnoteなので拙い部分も多いと思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。

 一応シャドバの実績を載せておきます(しょぼいけど)
・Rage Shadowverse 2023 spring day2
・tonamel優勝 BO1 1回、BO3 1回
・JCG Shadowverse Open 15th Season Vol.6 ベスト4
 JCG Shadowverse Open 19th Season Vol.24
 JCG Shadowverse Open 20th Season Vol.5 予選優勝

 さて今回ですが、ORS環境で現在猛威を奮っている財宝ロイヤルについてお話ししていきます。
 今弾のデッキは一通り触りましたが、財宝は他とは比べ物にならない強さを持っていると言っても過言ではないと思っています。
 ぶっちゃけ握り得です、ランクマでもbo3でも。

 しかし、財宝ロイヤルは初登場のEAAからプレイングの難しいデッキだと言われ続け、現在でも

「財宝ロイヤル使ってみたけど勝てない」

 みたいな声をXでよく見ます。

 財宝を使っている側からすると、勝てないのは難しいからではなく
リーサルまでのプロセスを理解できていないからだと思っています。
 ここは今までの財宝経験の差が出てますね。
 でも今の財宝はEAAの頃に比べるとかなり簡単になっており、もっと言えばORSの追加カードで恐らくちょっと慣れれば誰でも握れるデッキになったと思います。
 今回は「これを覚えればランクマで勝てるようになる!」
といった基本的な部分を解説していくので、財宝を諦めかけてる方がいらしたら是非参考にしてください。
(手練れの皆様が知りたいであろう「ミラー後6必勝法」みたいな役立つ情報はごさいませんのでご了承ください)

1.デッキ

 私がグラマスになるまで回したデッキはこちらになります。

リストはお友達のを丸パクリスペクトしました

 今期は正直リストほぼ固定です(まあ財宝ロイヤル自体が八獄カード+ロジャーで完成されてるので・・・)

人によって多少差があるのはここら辺

 人によってはミカエル不採用だったり、トニー0にして他カード3投したりもありますが、それで大きく勝率が変わることは恐らくありません。
(ちなみにトニーが弱いという声をよく聞きますが、このデッキには要らない手札を捨ててドローしたり融合してドローしたりできるので2枚目以降のトニーは基本餌と考えれば大丈夫だと思います。) 
 このデッキで重要なのは構築より動きの理解です。

2.回し方

・マリガン

ほぼ絶対キープ

これらをキープして損したことは基本ない

 正直マリガンはその時の相手と先後とノリと勢いで決めてるのでそこまで参考になるか分かりませんが、私は基本この4枚はキープしています。
 ラブロマンスレディは連携10で真価を発揮するカードですが、1/1/2という優秀なスタッツ、トークンが投入の捨て先や一蹴の融合素材になったりと1Tに出しても割と損しません(序盤から連携稼いでおけるのもGood)
 刃の盗賊は1Tに出してもいいですが、確実に交戦させたいかつ他の動きが手札にあるならそちらを優先してロジャーのターンに合わせて出すのもありです、特にエルフ相手はラブロマンス優先したい。
 美剣士は最低限のスタッツにドローもあるので、3コス以上のカード引いて手札事故の可能性を考えるならキープしてデッキ掘る方が賢明です。
 ロジャーは言わずもがな。

状況に応じてキープ

この辺は回してる本人の感覚次第

 この4枚は気分でキープしたりしなかったりします。
 ・・・というと解説にならないので、一応それっぽい理由付けをしておきます。

・海原の斥候

エルフヴァンプに先1で投げるのだけはやめよう

 キープするなら先攻・・・の気がするけど、別に序盤から積極的にプレイするようなカードじゃないと個人的に思ってます。
 ミラーで後5財宝7達成には貢献してくれるからそこはアリかも

・愚直なる研磨・トニー

登場時ずっとトニートニー・チョ〇パーって呼んでた

 基本先攻キープです。
 回復のような対面なら後攻でも間に合いますが、カステルエルフや進化・狂乱ヴァンプ相手に後2で1/2ポン置きしてたらテンポロスとかいう次元じゃないです
 ロジャーを引きたい気持ちは分かりますが、大参謀も入ってる以上トニーに過信するのはやめましょう(ロジャー引いても負けます)

・ペンギンモンク

2/2/2に絶対の信頼があるせいで基本キープしちゃってる

 こちらもトニーとほぼ同じ感じです。
 が、後攻でペンギンモンク以外の2枚を返さなきゃいけない手札の場合
保険という意味でキープするのもアリ、トニーよかマシです。
 序盤動けないと痛いのは間違いないし、ペンギンは財宝も加えるので最低限の仕事はしてくれます。

・気鋭の一蹴

先3だけでなく後3大参謀も強いです

 このカードは特定の対面に置いて持っていると重宝します。
 面ロックをしたい機械ネメシスやチェスウィッチ、そして逆に面ロックされないようにしたい今流行りのロックドラゴンなど。
 下手にフォロワーを残すと困るような対面ならキープしたいところ。
 ドローも付いてるし、ピン差しのミカエルでも引いたら突っ込んであげましょう。

・基本的な動き

 ここからが一番重要、財宝ロイヤルの先攻黄金ムーブをお教えします。

 以上です。
 ・・・というnoteだと無料どころか時間泥棒で金銭要求されかねないのでちゃんと言語化していきます。
 このデッキは基本7tバルバロス進化砲手旗旗+ロジャー効果の17点がゴールです(上画像は0旗抱えの21点)
 砲手砲手旗旗旗だと同じく17点出る上守護も貫通できますが、前のターンに旗を抱える必要があるのと砲手を2枚引く必要があり微妙に要求値が高いので、エンハバルバ砲手の7t17点がベターとなります。
 ここに至るまでの前のターンまでの動きですが、その途中の道筋が財宝ロイヤル先攻が最強である所以。
 先5ロジャー先6副船長。この動きで財宝カウント7をほぼ達成することができ、かつロジャーの効果で4点出るので相手の残り体力は16。
 すなわち回復しなければほぼ確実にリーサルが取れるという恐ろしいムーブとなっております、カウント稼ぎのついでに打点出るの怖すぎ。
 4ターン目まではこの動きの準備です、サーチカードでパーツを引きつつ相手にテンポを取られないよう気を付けましょう。

序盤はこのカードたちで手札を整えたり面処理をしてるだけでいい

 砲手副船長ロジャーバルバロス。このたった4枚で試合を決められるのが
財宝の強さの一つです。
 ここまで先攻最強ムーブについてお話ししましたが、じゃあ後攻は?って疑問が浮かんだ方に朗報です。
 先攻と何も変わりありません
 
先7で決められそうなので後6で勝ちに行く、または先7で負けないように耐久しかつ後7で決められるよう相手の体力を削るなど、微妙に考えることは増えますがそれでも基本は変わりません。
 ここまでお話しした内容だけで、シャドバ慣れしている皆さんならパーツを引けた試合はほぼ負けなしになったと思います。

・各対面について

 ここからは相手のデッキごとの戦い方について解説していきます。
 「手札が揃っていても負ける!」の一つに、相手のデッキに合わせた行動がとれていないというケースがあります。
 時には自分のアドより相手の嫌がることを考えた方が勝てるので、どんどん嫌がらせしていきましょう。
 (デッキ相性の有利不利は個人の感覚で付けています)

vs回復B 微有利        

 先日9/30のjcgでも財宝の次に多かったデッキタイプで、ランクマにもそこそこいるので対戦の機会が多い相手。
 序盤のテンポはコチラが有利を取りやすいので、相手のエルヴィーラ進化ターンまでに顔を削っていればリーサルがしやすいです
 しかしそのために面を並べていたのを利用され、先6諜報員で潜伏待機されると詰みなのでそこは注意。

諜報員の気配を感じたので副船長を設置
ベルディリア融合込みで4回復されるもピッタリーサル

 後4ロジャー後5大参謀(美技or二刀流チョイス)手動進化財宝×3で面をバフしながら諜報員ケアするのも検討。

vs機械Nm 五分

 
これまた大会でもランクマでも戦う機会の多い相手。
 機械ネメ面ロック対策筆頭グライアスがスタン落ちしてしまったので楽勝な相手!
 ・・・と思いきや、グライアスと同じ効果でバフしつつ面の守護を除去できるドールズトレーニング、面ロックにより試合が遅れたときいきなり7点7回復してくるバケモノことアーティフィシャルエデンの存在が厄介。
 特にアーティフィシャルエデンはキルザエルと回復量が段違いなのでミカエル込みでリーサルラインから逃れられるケースもしばしば。
 一番いいのは6tで副船長進化し0コス旗を抱えて7tOTKできる構えをすること。
 グレティナさえなければ先7リーサルはなかなか飛んでこないので後攻でも7tまでは命があると信じて行動しよう。
 あと上手い人は面ロックなんて何度も経験してるのでそれをしづらいよう動いてくるはず、過度な信頼はやめといたほうがいいです。

vs武装ドラゴン 五分

 
強いデッキ、のはずなんだけど先日のjcgではあまりいい結果が出ていません、私は使ってて気持ちの良いので好きですね。
 とはいえ当然環境にいる以上パワーはかなりあります、特に先5ブラストモードやそれを流麗なる竜人で使いまわすコンボは強力で何度も涙をのんだ経験があります。
 しかし他デッキと比べディフェンスモードで詰むことが少ないことと、回復が多いので耐久ができ苦労は少ないですね。
 とりあえず先5ブラストだけは絶対に阻止したいです、ロジャー進化を渋るかは相手の面と相談ですが、ないならあまり場に攻撃力2以上のフォロワー、進化するとしても4以上のフォロワーは置きたくありません。
 あとは砲手や2枚目以降のロジャー本体置きなど、杯を積極的に加えて耐久すると相手は下唇を強く噛みます。
 ppブーストやドラズエル設置などのテンポロスをしてくれれば大体勝てるマッチングです、押し負けないようにしよう。

vs進化V 微有利

 
ランクマでは当たることがかなり多いです、1日にシグナ3体出しを2回やられたときは理性を失いかけました(勝ったけど)
 この対面で一番多い負けパターンが後攻取ったときのテンポ負けです。
 強い面を作られて処理漏れが起こり少しでも打点を多く通されるとこちらは耐久を強いられ、それによってリーサルの準備が間に合わないとアリスグリームニルトバリでぶっ飛ばされます。
 幸い小剣靴一蹴大参謀バルバロスと低コス処理には恵まれてるので何とか耐えて、アリスグリムトバリの13点やアリスアリスグリムの15点をケアし続けましょう。
 ちなみに融合後リアンアルフィは大参謀バルバのせいでほとんど怖くありません、1/7/5と3/5/5はバケモン過ぎた。

vs狂乱V 五分?
 
 
正直数があまり多くないのでどのくらい相性がいいのか分かりません。
 EAA期だと正直人によって有利不利の感覚が違った気がしますが、あのころに比べれば財宝に分があると思います。
 なにしろヴァンピィがいないのでデモンディーヴァケアもしやすく、ディアボロスヘドネは強いですがその後ガロダートにつながる前に相手の体力が持たないケースが多かったです、間違いなく防衛隊長が減ったせい。
 血族の養育(融合後眷属の飼育)があれば自傷で体力削れなくなりますがその条件を満たすときに相手の体力が削れていますし、ガロダート以外の打点がシルバースナイプヘドネハウリングしかないのでこちらの体力維持はかなり余裕です(マロン採用型は不安が残る)
 今後もしかしたら圧倒的不利相性になるかもしれません。

vsカステルE 五分

 
大会では数少ないですがランクマにはそこそこいるデッキですね、ちなみに私はなぜかアリアに負けた記憶が頭にこびりついてトラウマになりかけてます。
 正直デッキパワー自体高くない上に火力はカステルに依存気味、さらには回復やドローが全くできずどうしようもなくなる場面も多いので他と比べると見劣りしますが、カステルがいるときのフルパワー状態は脅威です。
 財宝ロイヤルの弱点として先6で強い面出されたときの対処法がバルバ大参謀副船長くらいしかないのに、緑の顕現のバフだと副船長で処理が間に合わず破壊耐性でバルバ進化除去もしづらいという相性の悪さがあるので、舐めてかかるとボコボコにされます。
 先攻取られたら1tの1コスを除去するために気鋭の一蹴をキープするのもありです、奴らは2tアネモネサルビアに命を懸けてるので。

vsチェスW 微不利

 ランクマでも大会でもそこまで流行っているデッキではないです。
 ですが今紹介したデッキの中だと財宝に慣れていない人は一番負けやすいデッキだと私は思います。
 それがロジャー狩りです
 ロジャーは進化後5/5とスタッツが高く、進化で攻撃しても大体相手の攻撃力が1なので4体はポーンが当たれます(先攻だと進化後マジカルルークなどに攻撃して2体で済むこともあるけど)
 こうなるとミスティックキングの最速着地が容易になります。
 6tでミスティックキング盤面を作られると最高打点を出す手段が砲手砲手しかなくなってしまいます。
 おまけに面ロックしても相手は確率でオーディンを持っているのでそれでカウントを稼がれてしまう場合もあります。
 負けを減らすためには、最速でロジャーをしないことが大切です。  

ロジャーが手札にあるが、あえて斥候で手札を整える
相手がマジカルナイト進化してくれたので、ロジャーが面からどける
最低限の除去で押さえれば、相手は7tにもミスティックキングを投げられない
(ポーンのカウントは6)

 上の画像ではポーンを1体処理していますが、それはオーディンのコストが下がることやチェックを使われると体力がきつそうだからです。
 もう1体除去してもよかったかもしれませんね。
 マジカルナイト進化は相手のプレイング次第ですが、攻撃力3なら気鋭の猛襲で自壊できる可能性があるのでやる価値はあると思います。

vs財宝R 先攻が勝つ可能性が高い

 
現環境一番多く、そして一番やりたくない対面でしょう。
 「ジャンケンゲー」なんて比喩されてもおかしくないくらい、先攻勝率の高い対面だと思います。
 ですがこれは「両者パーツが揃っているときは先攻の方が速くリーサルを迎えられるから」というだけなので、それがない時にどう戦うかは考える必要があります。
 副船長がいなければ先7ではどう頑張っても17点、副船長の0コス首飾り込みだと19点しかでないので。逆に言えばそこさえ耐えればカウンターもできるということです(副船長で旗のコスト下げられたら諦めよう)
 ここで後攻にのみ与えられた数少ない有利点をご紹介しましょう。

カワイイ

 そう、人間版恩寵こと、アスカ&シオリです。
 手札に加えた杯と違い、こいつはいきなり現れた1コス2回復なので、相手の頭を抱えさせるには十分な脅威です。
 幸い財宝ロイヤル使いは脳死で進化権を使ってくるので、後攻でこの子の効果が使えないことは滅多にないです。
 美剣士と大参謀という進化権回復手段も一応ありますが、それはこちらも同じなのでそこまで問題はないはず。
 こいつや杯などの回復で先7を耐え、そして後7カウンターを決めれれば我々の勝利です。
 ・・・ちなみに先7でリーサルを決められない場合は大体回復に回ってきます、後8はバルバ砲手旗旗旗の21点が待っていてほぼほぼ負けなので回復持っていないのをお祈りしましょう。
 ちなみに美剣士+ラブロマンスレディ(ロミオチョイス)などで2面守護建てると旗の当たり先次第ではリーサルを回避できます。

後7で相手の体力削り切れるようにしつつ19点まで回復
(ちなみにこの試合は確か0の旗か首飾り抱えられて負けた)

3.まとめ

 ここまで長々と素人の文章を読んでいただきありがとうございました。
 正直財宝手練れの方は「そんなん当たり前だろ!」とか「そこ違くね?」みたいに思われるかもしれません、何か意見感想等あれば是非。
 今回はXで「財宝勝てない」という声が多いのが気になったのが書くきっかけでしたが、まさかここまでのボリュームになるとは思いませんでした。
 基本シャドバ下手族なので今後こんなnoteを書くかは分かりませんが、もし次の機会がありましたらまた読んでいただけると幸いです。

4.おまけ

 最後にちょっとしたテクニック的なものを紹介したいと思います。

後3大参謀4ロジャー

 後3大参謀気鋭の猛襲から後4ロジャーをすると、ロジャーの加える財宝2枚+1コススペルでバフまで確定します(画像はアクセラロジャー)
 この時大参謀で二刀流をチョイスすると、4t大参謀6点+ロジャー効果2点
5t大参謀orロジャー二刀流12点で6+2+12=20となります。
 ロジャーか大参謀どちらかが生き残ればいいので結構楽です、この時は是非二刀流をチョイスしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?