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仕事が手に負えなくなっている私へ送る言葉

ああ、もうやることが多すぎて手に負えない、猫の手でも借りたい、だれか助けてくれい、というときは、さっさと白旗をあげてしまう方が良い。周りからの評価が下がると心配するのは思い過ごしで、自分の能力を客観的に把握して仕事量をマネージできる能力の方が社会では大切である。

学生やアルバイトの仕事は、言われたことを言われた通りにやればいいだけだった。しかし、社会に出たら、まじめな仕事ぶりの人に仕事が集まり、いい加減な仕事ぶりの人はのうのうと生きているという不合理な世界だ。限界でも黙っていては誰も助けてはくれない。

追い詰められたときに精神論に走るのはやめて、土鍋猫の画像でも眺めた方がいい。松岡修造の「頑張れば何でもできる」という精神論はあくまで長期的視野に立ったときの話で、明日につながる努力であることが大前提だ。不完全な人間でもいいじゃないか。世の中なんて、不完全な人間の集まりでしかないんだから。