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PLEASE.FIND YOUR...

FIND YOUR WIND!という曲がある。これは興味は示していたものの、いまいち足を踏み出せずにいたアイドルマスターミリオンライブの世界に、私が足を踏み入れたきっかけの曲であり、これ1本で北上麗花の担当を名乗ろうと決めた運命の一曲である。ここでは、私にとってのFIND YOUR WIND!を通して感じた物を、そして新参ミリオンPながら考えに考え、導き出した「北上麗花」をつらつらと語っていこうと思う。要はダイマ資料っぽい心の叫びである。
これを読んで、北上麗花というアイドルの、新たな魅力に気づいて頂けたら書き手としてこれ以上嬉しいことはない。


<北上麗花の「芯」>
私がFIND YOUR WIND!と出会う前、こんな考察記事を見かけたことがある。
「彼女が普通を大事にしているのは、自分が普通では無い故に寂しい思いをすることがあったからだ。」
思えば私が北上麗花を意識し始めたのは、この記事がきっかけのようにも思える。
彼女の言葉は、時折(というか高確率で)理解が難しく、フィジカルも人間離れ。エイプリルフールといえど、宇宙にまで生身で進出し「まあ麗花さんだし...」と我々を納得させる信頼感。和三盆。
「ミリオンのやべーやつ」という表現は、確かに偽りでは無いのだろう。実際ヤバいのは事実である。しかし、故に彼女は周りとなじむことが出来ず、「普通」にあこがれているのではないか...
自己注釈を入れつつ要約するとこのような内容である。この記事に、当時の自分は強い感銘を覚えた。凡人である我々が何か強い個性を渇望するように、彼女は「普通」を求めたのだろうと。だからこそ、プロデューサーの「普通」を良しとしているのだろうと。
そしてここからは持論だが、「普通」ではない故に周りに壁を感じていた北上麗花は、「誰か」と何かをすることに大きな喜びを感じるのでは無いだろうか。

ミリシタのアイドルコミュを見ていただければ分かるのだが、彼女は基本、プロデューサーと一緒に何かをやりたがる。それはRやSR、つい先日実装されたSSRのエピソードにも見られ、おそらくグリー版ミリオンライブ!にも同じような傾向が見られると思われる。
クレシェンドブルーのコミュでも、個人コミュと同じように、周りのメンバーと楽しもうと茜と共に彼女なりの行動を取っていた。結果としてそれらの行動は志保の逆鱗に触れてしまうのだが...
恥ずかしながら未履修ではあるものの、ゲッサン版ミリオンライブやグリマスのコミュでも、皆と共に楽しもうと北上麗花は動いているのではないだろうか。

彼女は、嫌われているわけでは無かったのだろう。しかし、自分が「周りから見て普通ではない」以上、見えない壁を、他人との間に感じていたのかもしれない。それが「尊敬」や「畏敬」といった、誇るべきものであったとしてもだ。
だからこそ、彼女は誰かといろいろなことを「当たり前に」共有することに、喜びを感じるのではないだろうか。当たり前を愛し、普通に憧れたのでは無いか。
そんな可能性も、あるかもしれない。
少なくとも私は、「北上麗花は誰かと何かを楽しむことにこれ以上無い喜びを感じる」という結論を、2つのソロ曲と赤い世界が消える頃のドラマCDで導き出した。
(追記)件の感銘を受けた考察記事を参考文献としてページ下部に記載しました

<FIND YOUR WIND!>
『君』と共に、先の見えない道を不安を抱きながらも走り進んでいく歌。(ニコニコ大百科より引用)
「誰かと共に何かを楽しむ」北上麗花が「君」と新たな世界へ走り出す。不安もあるけれど、君となら何処へだって行ける!-という想いが、彼女の歌声に乗って心に届く。虹が架かる青空の下、笑顔をこちらに向けるミリオンライブ内のカードも印象的であり、歌詞にもある
”I feel you near me always!”を爽やかな風と共に感じられるナンバー。
とにかくまずは聴いて欲しい、私にとって、そして多くの人にとっての運命の一曲。先ほどの考察を踏まえ、私が惚れた「北上麗花」の全てが詰まった一曲である。

歌詞を見る限り、この詞は麗花が、「君」(あるいは「私」)に呼びかけ、手を伸ばして、一緒に頑張ろう!といった詞である...と思っていたのだが、それと同時に、「君」、否、麗花と共に走る「私」目線の詞であると今は思っている。
具体的には、一番は北上麗花が「私」へ送るエール。そして2番が「私」が麗花へと送るメッセージ。そして最後のフレーズが、「二人の想い」だと思っている。頭の片隅に置いて聴いていただきたい。少しは、今までとは違う風が感じられただろうか?


ー以下自分語りー
私は、この曲を通して、北上麗花に手を引っ張られるようにこの世界へ足を踏み入れた。今は、自由奔放な麗花に振り回されながら、ミリオンライブの世界を楽しんでいると言ってもいい。私が麗花に引っ張られているからこそ、上のような解釈が生まれたのではないかという自負もある。私にとって北上麗花は「たった一つだけの眩しい道標」なのだ。
だから、
「そのままがいいね、君らしくていいよ 感じたままメロディー歌ってね」「どんな時も君は君なんだよね」と、麗花に笑いながら語りかけてやりたい。北上麗花がこれから何をしてくれるのか、そしてその先に何があるのか。私は、その果てが見たいと思っている。アイドルを導くプロデューサーとしてはこんな目線では失格かもしれない。それでも、私が、この青い空の先が見てみたくて仕方が無い。

4thライブ2日目でのパフォーマンスの際、ステージ上の北上麗花ーもとい平山笑美さんはこう満面の笑顔と共にこう言った。
「プロデューサーさん!一緒に風を探しましょう!」と。
その姿を見た瞬間瞬間、先述した結論に至った。そして思ったのだ。
”I feel you near me always!”-貴方の隣で、貴方を感じていたい-と。



麗花Pにとっては、またミリシタ以前よりミリオンライブに触れていた人にとっては、当たり前の内容なのかもしれない。当然、私の解釈も間違っているのかもしれない。それでも、この結論に至れたことが嬉しくて、こんな文を想うがままに書き連ねた。
稚拙かつ滅裂であり、非常に未熟な考察かつ文章だとは思う。ここまで読んでくださった方には心よりの感謝を申し上げたい。
最後に。この文章を通して、貴方の中の北上麗花が、ほんの少しでも魅力的になったのなら、これ以上の喜びはない。
貴方の心に、自由な風が吹くことを願う。

参考文献
ぷっぷかさんについて語ってみた:ブロマガから始まるアイマス-ブロマガhttp://sp.ch.nicovideo.jp/poiuytrewq/blomaga/ar788286
FIND YOUR WIND!-ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/find%20your%20wind%21
FIND YOUR WIND!歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0580f7/l02e78c.html

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