やなたつ

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2023 BEST ALBUMS

個人的なまとめも兼ねて。 年末はあっという間でもあり途方もなく長いような一年を強制的に感じさせる空気が漂っていて苦手。 この一年は、全身も後退もしなかったような一年だった。 特に目標を決めていたわけでもないし、去年は自分の今やりたいこと、好きなことを続けていく中で環境についていけなくなり、メンタルヘルス的にもコントロールできない状態になってしまったという感じだったので。 また音楽に限っては積極的に情報を取り込んでいくことは避けていた。 自分は症状的に何かしら外部から感覚的な

    • 2021 Jazz, Instrument Albums

      今年はインディー以外にもこういったジャズやアンビエント、ニューエイジ系のサウンドもよく聴いていたので一部まとめてみようと思います。 Emma-Jean Thackray - Yellow ロンドン在住のプロデューサーの1stアルバム。 ヨークシャーの中学時代ブラスバンドのコルネットで音楽活動を始めたという彼女は、Blue Noteのカバーコンピ『Blue Note Re:imagined』への参加やSquidのアルバムに演奏で協力したりと幅広い活動で注目を集めていますがそ

      • 2021 BEST ALBUMS

        2021年インディーで愛聴してきたアルバムです。 普段CRJという団体でカレッジチャートの作成やラジオでの選曲をしていますが、あまりアルバムについて詳しく書く機会がなかったので今回2021年のまとめとして書いてみることにしました。 Kings Of Convenience - Peace Or Love 今年は人との関係性に焦点を当てた作品が多く世に出た印象がありますが、その中でも特に思い入れが強い作品です。 20代から共に活動する2人が年齢と共に積み重ねてきた人生の苦悩

        • Summer

          どこまでも突き抜ける鮮やかな青空、白い雲。 日陰に吹く風の気持ちよさ。 そわそわした落ち着かなさと高揚感。 夜コンビニに行こうと外に出た時にじめっとした空気が肌にまとわりつく。 午後の突然の雨に足止めされる。 太陽が別れ際に残す鮮やかな記憶。 愛おしい夏の手触りを込めて。

        2023 BEST ALBUMS

          尊敬する人の話。

          あなたにとって尊敬する人は誰だろうか。 いわゆる有名人、社会的に成功している人を挙げる人も多いと思う。 ビジネスだったら常に新しい分野を開拓している人や、インフルエンサーなどあることを突き詰めて有名になった人たち。 もちろんその人たちは努力を重ね自分の魅力を磨き続けている素晴らしい人達であることは間違いない。 でも、人はそれぞれ身近な存在も尊敬の対象としているし、意外とそれを口にすることは少ないような気がする。 自分にとってはピアノの先生が、そんな人だった。 素敵な女

          尊敬する人の話。