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映画の記録、記憶、ふりかえり。

いつもなら映画を見て2〜3日以内にここnoteにてレビューを挙げていたのだが、どうにもこうにも書けない。書きたいのだが、うまく書けない日々が続く。

というわけで、一度整理のため、2019年元旦から4月13日現在までに見たものを列挙してみる。以下、見た順に記載。

1.輝ける人生
2.おかえり、ブルゴーニュへ
3.パッドマン 5億人の女性を救った男
4.家へ帰ろう
5.ババールの涙
6.バジュランギおじさんと、小さな迷子
7.ビール・ストリートの恋人たち
8.ヴィクトリア女王 最期の秘密
9.ゴッズ・オウン・カントリー
10.イート・スリープ・ダイ
11.マイアーントインサラエボ
12.マン&ベイビー
13.ウインター・ブラザーズ
14.アイ・ビロング
15.氷の季節
16.マチルド、翼を広げて
17.ナポリの隣人
18.ちいさな独裁者
19.ジュリアン
20.ボレミアン・ラプソディ
21.眠る村
22.女王陛下のお気に入り
23.天国でまた会おう
24.ROMA/ローマ
25.たちあがる女
26.22年目の記憶
27.ビリーブ 未来への大逆転
28.ナチス 第三の男
29.ショーン・オブ・ザ・デッド
30.天才作家の妻 40年目の真実
31.ブラック・クランズマン

32.バイス
33.記者たち 衝撃と畏怖の真実

3.5ヶ月で33本。少ない。しかもちゃんとレビューを書けているのが、5本って…。愕然とする。決して書いてない作品が良くないわけじゃなくて、なぜか億劫になってしまい。

ツイッターでは見てすぐ備忘録として感想を書いてるけど、詳細には至らないから、色々と忘れるよね。ホント、良くも悪くも忘れていくから、私は見ずにはいられない。見ない日が続くと、フラストレーションが溜まりまくる。

ところで、誰得ですけど、上記約30本のうち、劇場一般公開作品に限って、私的オススメ作品は、以下のものです!

「家へ帰ろう」★
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
「ゴッズ・オウン・カントリー」
「ジュリアン」★
「眠る村」
「天国でまた会おう」
「たちあがる女」
「ショーン・オブ・ザ・デッド」
「天才作家の妻 40年目の真実」
「ブラック・クランズマン」

うち2作品はレビュー書いてます。★印です。
眠る村」は坂上なつめさんの素晴らしいレビューを拝見し、観に行ったものです。

名張毒ぶどう酒事件のその後、事件の村の現在を描いた珠玉のドキュメンタリーです。観に行った当日は、監督お二人とプロデューサーの方が来られていて、そのお話も聞けて、改めて考えさせられました。

下書き保存したまま途中で放置が、「バジュランギ…」と「ゴッズ・オウン…」です。いまいちキマらない。調べたら素晴らしいレビューを書いている方々が多くいらっしゃるのでそちらをご覧ください…。

完全に"大穴"だったのは、「天国でまた会おう」。まぁ原作が、最近の仏ミステリーの賞を総ナメのクリストフ・ルメートルというのだから、間違いはないのかもだけど、私は原作は読んでないし、でもあの世界観は独特で、映像は写実的かつ幻想的で、悲しいのに美しくて、笑えて、泣ける。ハリウッド作品とも違う味わいのあるフランス映画。

あとアイスランド映画の「たちあがる女」もめちゃカッコイイので、特に女性の皆さんに見てほしい。少し風変わりなエコロジカル?スーパーウーマンが主人公で、一つ間違えたら過激すぎる思想の持ち主の映画で片付けられるんだけど、何がそうさせるのか、アイスランド独特の冷たさ、美しさ、温かさでもって、作品はハートウォーミングに仕上がっているのだ。

「ショーン…」は言わずもがな。ゾンビ映画の金字塔じゃないですかね。「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン」っていう映画を昔ひょんなことから見て、めちゃくちゃ面白くて、それより前に公開された「ショーン…」はいつか劇場で見たいなと思ってたら、今回リバイバル上映が。ショーンが、友達か彼女に対して、「やろうとしてたとこや」的な感じで繰り返し言う、"I was gonna."のシーンが好き。あとパブでゾンビ達と対峙するシーンで流れる"Don't Stop Me Now"は、私、ボヘミアン・ラプソディより好き。大笑いした。

実を言うと、超超超大ヒット作の「ボヘミアン・ラプソディ」には、入り込めなくて。周りから高評価の評判を聞きすぎて、ハードルをつり上げてしまい、私としては、ストーリーも至って「フツー」。憤慨されるファンの方もいらっしゃるかもですが。クイーン好きな方にはもう最後のウェンブリーのシーンは堪らんのですよね。私もABBAの伝記映画(一応ある)があれば、歌うし、映画館通うよね。個人的に良かったのは、ゾロアスター教について、改めて勉強したのと、ジョゼフ・マゼロ、大きくなったねってことです!

天才作家の妻 40年目の真実」はノーベル文学賞を受賞する作家の妻役のグレン・クローズがとにかく巧い!もう彼女にアカデミー賞主演女優賞あげずに、なんで…!と言いたくなること間違いなし。あんなに背中や指先まで"演技"してる人、最近いないよ? 思うけど、彼女のような重鎮になると、ハードルが上げられすぎて、ちょっとやそっとの演技じゃもう受賞できないんでない? あ、ストーリーもなかなか面白いです。個人的にサンタルチアの曲が印象的。

ブラック・クランズマン」は昨日見てきたばかりなんですが、重たいテーマをしっかりとしたサスペンスコメディに仕立てているなぁと。さすがスパイク・リー。まだ、「グリーン・ブック」は見てないけど、彼がアカデミー賞授賞式で憤慨してた意味、わかるよ。結局アメリカは何も変わらないってね。

そして、今日、ジョージ・ブッシュJr政権下の副大統領、ディック・チェイニーの半生を描いた「バイス」に、イラク戦争に至るまでの「真実」を究明したナイト・リッダー社の記者らを描いた「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を見たんだけど、うん、これはセットで見たら理解が深まりますね。なんか最近アメリカの闇みたいなのを暴く映画が多いような。そして、それは決して他人事じゃなくて、全世界に共通することだと。アメリカ、バッカじゃないのー?じゃなくて、私たち日本人も思い当たることだらけで。

取り止めもない内容になりましたが、引き続き、映画は見ていき、書けたらレビューも書きますので、お付き合いいただけるとこれ幸いです。

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