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SC6初心者向け講座第一回、ざっくりCE解説

CE(クリティカルエッジ)を似た性能のグループに分けてわかりやすくまとめてみました。
今回は初心者向けなのでフレームなし、専門用語は少なく、大まかな特徴や主な使い方、防ぎ方を解説します。

「使い方」の項目でそのCEを使うコツを、「防ぎ方」の項目でそのCEを使われたときの対処を書いています。

(後日訂正、ザサラメールCEのBAを弾ける条件を間違えていたので訂正しました。正しくは呪詛三個です)

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☆近距離型


短く早い縦斬りです。射程は歩幅で言うと、一歩分ちょいくらい。
ガードされると隙が大きく、痛い反撃をされる恐れがあります。

・当てはまるキャラ
一番早い:エイミ6CE、シャンファ
その次に早い:アズウェル(剣モード)、御剣

・使い方
早さを活かして、相手が短い空振りをしたときなど、ちょっとした隙を狙うと当てやすいです(横移動で相手の縦斬りを避けた直後など。大きな空振りだとコンボを狙ったほうがいいです)。
下段攻撃を防いだ直後の反撃に使うと、相手のガードは間に合いません!
(下段攻撃などはガードされると大きな隙が出来て、その隙に間に合う反撃は絶対防げない!いわゆる確定反撃)

相手がガードをしている最中に打っても当たりませんが、相手がガードしてから一瞬時間を置いてから撃つと、相手のガード解除後に当たることがあります。

・防ぎ方
近距離型CEをガード出来たら3Bや近距離型CEや中距離型のCEなどで即反撃!!
また、縦斬りなので横移動中には当たりません。

・おまけ解説
御剣のCEは使用後にそのラウンドだけ、修羅という強い技が使えるモードになります。
アズウェルは複数のモードがあり、素手、斧、槍モードだとCEが遅くなります。
エイミはCEのコマンドがCE(A+B+K)と6CE(前+A+B+K)があり、それぞれ性能が違います。6CEは近距離型、CEが中距離型。

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「数字のコマンド」


↑の6CE、の6とか数字って何?って人のために、ちょっと解説挟みます。
格闘ゲームでは方向キーを数字で言う文化があります。

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456
123

PCのテンキー(数字が九個こうやって並んでるヤツ)で、1P側から見た方向を示しています。
5が真ん中。N(ニュートラル)と書くことも。
6が前。4が後ろ。
8が上、2が下、3が前斜め下というように。
「前斜め下」って口でも文字でも使いづらいですから、「3」って言ったほうが早いでしょう?

236というコマンドだったら、下から前に向かって九十度キーを回転、と言う意味です。

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☆中距離型


近距離型と比べて少し遅い分、長い縦斬りです。
近距離型ほどではないですが、ガードされると隙が大きいです。

当てはまるキャラ
射程が二歩分:エイミCE、グロー、ヒルダ、ファン、セツカ、ソフィ、2B
射程が三歩分:セルバンテス、ゲラルト、マキシ、ティラ(両サイド)
射程が三歩半くらい:ミナ

二歩分の射程はこのくらい
三歩分だとこれくらい。長い!

・使い方
近距離型とほぼ同じですが、長い分、中距離で相手の空振りを狙いやすいです。
相手が突っ込んでくるのを迎撃するのもいいですね。
自分がダウン中に、向かってくる相手に使うと当たることも多いです。

・防ぎ方
近距離型ほどではないですが、ガードされると隙が大きいです。
中距離型CEをガード出来たら、中距離型CEで即反撃すると当たります。(確定反撃)

・おまけ解説
ほとんどのステージはラウンド開始時は相手と三歩ぶんの距離があります。
つまり、開幕から三歩分の射程のCEが届きます。
射程が三歩分のCEは「思ったより長っ!この距離で当たるの?!」ってなりがちなので、トレーニングモードで一回使って長さを確認してみましょう。

2Bは空中制御中にCEを使えます(コンボ用)。
マキシはボタン長押しで前方に飛ばしてリングアウトを狙えるコンボを使えるようになります。
ミナは他より少し早さが劣りますが、ダウンにCEを当てるコンボで相手を前方に飛ばしてリングアウトさせることも出来ます。
(具体的なコンボを知りたくなったら攻略ウィキで調べてみましょう)
ソウルキャリバー6 Wiki (game-info.wiki)

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☆遠距離型


少し遅い代わりに長い縦斬りです。
ガードされたときの隙は少なく、ガードされてもガードを固めれば反撃を受けづらいです。

・当てはまるキャラ:ラファエル、ジーク、キリク

・使い方
少し距離のあるときに、相手の空振りなどの隙を狙いましょう!
遠距離で殴り合った場合、通常の長い攻撃より早さで勝てることが多いです。

・防ぎ方
攻撃が見えた後にガードしようとしても間に合いません!
相手のソウルゲージが一本あれば、いつ飛んでくるかわかりません。
ガードと移動を交互に細かく使って、なるべく大きな隙を作らないように!

・おまけ解説
ラファエル、ジークは歩幅だと四歩分の長さ。
ほとんど射撃、なんて言われるほど遠くから飛んできます。

四歩分。長い!!

ラファエルはプレパラションという構え中にCEを出すと、BA(ブレイクアタック、青い稲妻のエフェクト)になります。
BAはガードされても相手の態勢を少し崩す事が出来る上、RE(リバーサルエッジ)やGI(ガードインパクト)を破壊することも可能。

キリクのCEは他二人と比べ短い(三歩分)ですが、SC(ソウルチャージ)中は専用の強い技に変わります!

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☆中横型


中横とは、「中段で横斬り」の技のことです。
中段なのでしゃがみガードに当たり、横斬りなどで横移動されても当たる……つまり、縦斬りと横斬りのいいとこどり!強いです。

・当てはまるキャラ:タリム、ヴォルド、アイヴィー

・使い方
しゃがみにも横移動にも強いので、相手の移動中や攻撃しそうなときを狙うと当てやすいです。
相手が守りを固めているときは不向きです。

・タリム
タリムのCEは特殊効果が山盛りです。

遅め、射程長めで、三段攻撃しながら前進します(一段目が三歩分)。
そのうち一発でも当たれば攻撃演出になり、ダメージが増えます。
三段目をガードされても隙がなく、そのまま近接戦で攻めを続けることが出来ます。
また、出始めがジャンプ状態なので下段や投げを避けながら使えます。
さらに、二段目は「ダウン状態にも当たる縦斬り」です。

二段目ガード直後にGI(ガードインパクト)することで三段目を妨害できます。

「キャンセル」
三段目の前&攻撃演出が入る前なら「方向キーで三段目をキャンセル、構え移行」になります。
どういうことかと言うと、相手がタリムのCEの一、二段目を防御したら、
タリム側は「ガードしてるなら三段目の代わりに違う攻撃するね♪」とエアターンという横に回る構えから投げ技を入れることができます。

一段、二段目ガードしても……
三段目の代わりに投げる!!

投げが来るとわかればしゃがむかREでいいのですが、タリムはキャンセルから色んな行動を取れるので「これが正解の防ぎ方」はないです。厄介ですね。
(追記:ソウルゲージが一本あれば、タリムCEの二段目をガードしてからソウルチャージで一通り攻撃を防げます。
takikkさん情報提供ありがとうございました!)

・ヴォルド
ヴォルドのCEは正面からと背向けで性能が違います(どちらも中横)。

正面からは遅め。出始めにバックするので、短い攻撃を回避しながら可能。
射程は、技を使った場所から二歩分の長さ。

背向けからはバックしない代わりに三歩分の長さで、近距離型くらい早いです。

どちらも強い代わりに、ガードされたら隙は大きいです。
(ガードしたら3Bなどで反撃!!)

・アイヴィー
アイヴィーのCEは、縦斬りを防ぎながら中横の長くとても遅い攻撃です。
射程は三歩分、四歩の間合いだと途中からヒットする分ダメージが減ります。
主な使いどころは、苦手な近接戦でピンチ!相手が縦斬りを使ってくるかも……というとき。
切り札にはなりますが、使いづらいかも?

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☆反撃型


相手の攻撃を防いで反撃するタイプ。

・当てはまるキャラ:ザサラメール、ナイトメア

・使い方
このタイプの使いどころは、「相手が攻撃してくる!」と思ったとき。
態勢を崩されたとき、相手の遅い攻撃が見えた瞬間など。

・防ぎ方
「このCEを使われそう」と思ったときは、横にちょっと動いてから一瞬相手の様子を伺って下さい。
ザサラメールであればバリアの、ナイトメアであれば身体か赤くなるエフェクトが消えた直後にコンボを叩きこみましょう!

ラウンド開始時や投げなどの演出中に相手のソウルゲージをチェックする癖をつけると、「相手のゲージ溜まったから次に追い込んだとき使われるかなー?」と予想できます。

・ザサラメール
中段、下段の技を防いでから反撃。
呪詛(紫の球)を相手につけてからCEを使うと性能アップ。
呪詛一個以上で上段、中段、下段全てを防げます。
呪詛三個でBA(ブレイクアタック、青い稲妻技)、ガード不能技(炎の技)も防ぎます。

また、このCEは反撃しなくてもとても遅く短いBAの攻撃をします。
ガードされてもヒットしても呪詛を一個相手に付けます。

呪詛一個ならほとんどの攻撃を防いで大ダメージを与えられるので脅威的です。
反撃の有効時間がかなり長いので、遅い攻撃にも有効。

・ナイトメア
リベンジという能力のあるCEです。
身体が赤く光り、その間にナイトメアが攻撃を受けると強力な反撃をしてきます。
(ただし、早い技を一発だけ防いだ場合、技によっては相手に反撃を横に避けられることが)
赤く光ってる間に攻撃を受けなかった場合、遅い縦斬りをします。
この技の使用後は「テラーチャージ(SC用の技を一回使える)」になります。
この技は長押しでさらに遅くなる代わりにガード不能攻撃に出来ます。

・防ぎ方
リベンジで防げるのは上段と中段のみなので、下段や投げで潰せます。
また、一撃が35点以上の攻撃もリベンジでは耐えられません。

・上手い人の使い方
相手の連続攻撃をガードしているとき、連続攻撃の隙間で発動すると強いです。
(リベンジは効果の発生が超早い)
また、相手のダウン時に使う人もいます。

こういった使い方が出来る人でないと、使いにくいと評価されがち……。

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特殊な効果のCE


ここからはユニークな性能を持つCEの解説です。

☆無敵技 タキ
無敵状態で突進するCEです。遅めで射程は長め。
無敵状態なので、相手の長い攻撃を無効化しながら接近し、一方的に攻撃出来ます。

・使い方
少し離れた距離から相手の攻撃を予測して撃つのがおススメ。
遅めの攻撃なので、相手の空振りを狙って撃つのは不向き。
近距離で攻撃を受けた直後に使うと、相手が次に早い攻撃をしてきた場合、無敵が間に合いません。

・防ぎ方
この技が来ると思ったらガード、隙があるのでAAやKなど一番早い技で反撃出来ます。

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☆投げ技 アスタロス
発生は遅めですが、投げ抜け出来ない投げです。射程は二歩分。
アスタロスの普通の投げは空中相手も掴みますが、このCEでは空中相手には無効です。

・防ぎ方
投げなので、立ちガードでは防げません!しゃがんで避ける!
アスタロスがアップになる演出画面を見てからだとしゃがんで避けられません!
出始めのアスタロスの足元が光るエフェクトを見てすぐなら、しゃがんで避けられます(ムズイ)。
この技が来るのを読んでREで防ぐことも可能です。
アスタロスと近接戦をするときは、2Gでしゃがんでから攻撃や、2Aや2Kといったしゃがみ状態になる技を頻繁に使ったほうがいいかも。

足元が光ったらしゃがむ!!
カメラが動いた時点でしゃがんでも間に合わない!!

・使い方
BAで相手をガードさせた直後や、22KHの地震で相手を揺らした直後など。
相手の態勢が崩れてガードを固めたいときや、相手が縦斬りを警戒して横移動するときですね。

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☆ワープ技 吉光
遠くからワープしてとても遅い縦斬りのBAをします。
射程はおそらく無限?

2Bステージの端っこで届きました。

・防ぎ方
遅い技なので簡単にガード出来ます。
ただし、技を振っているときや構え中は咄嗟にガード出来ません!
CEを使う前から横移動しっぱなしだと当たりませんが(少し横幅があるので直前から移動だと無理)、演出を見てから横移動は間に合いません。

剣クルクルしたらガードおしっぱなし!

・使い方
この技の使いどころは、相手が大振りの技を使おうとしたり、距離を取って構え動作をしたとき。
吉光相手では、吉光がソウルゲージが一個以上あるときは離れて無暗に隙を作らないこと!!

ガードしてもBAなので、ガード側に少し隙が出来ます。
吉光にとっては投げや下段を中心に追撃するチャンス!
ガード側はそれを予期してしゃがみガードすることは重要、なのですが……
吉光が裏をかいて中段攻撃する可能性もあり、正解のない読み合いです。

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特定条件で使えるCE


ここからは、特定の条件で使えるCEの解説です。

☆エイミ
CEと6CEの2タイプがあり、それぞれ赤バラ、白バラを四つ溜めると性能が強化されます。

CEは中距離型。
赤バラを四つ溜めると威力アップと相手のソウルゲージ減少。

6CEは近距離型。
白バラを四つ溜めると威力アップと自分のガード耐久値回復。

両方バラが四つが溜まればいいとこどりの最強CEに変わります。
(コマンドはCE、6CEどっちでも同じ性能)
射程は中距離で、早さは近距離型と同じ。
ガードされた隙は3タイプどれでも同じで大きめ。

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☆覇王丸

通常のCE(天覇封神斬)は遅めで、射程は短く(一歩分)、威力も特に高くない縦斬り……と微妙な性能。

怒り頂点か怒り爆発時、6CE(天覇凄煌斬)が使えます。
早く、威力も射程(三歩分)も上昇。

怒り爆発時、4CEで「一閃」が使えます。
早く、中横特(しゃがみガードでも防げる中横)で火力も射程も長い(四歩分)。
一閃はCEの中でも最強格ですが、怒り爆発が解除され一試合に一回のみしか使えません。

6CEは236B+Kの入力でも使用でき、こっちのが少し威力が上がるので余裕があればこの入力で。
通常のCEも凄く長いコマンドで少し威力が上がります。あまりおススメしません。

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☆アズウェル SC中6CE
SC(ソウルチャージ)中にもう一本ソウルゲージを使用。
長射程、中横のエネルギーを放ちます。
ダメージは133?!一気に体力最大値の半分以上を奪います。

・防ぎ方
無茶苦茶な攻撃範囲ですが(射程七歩分くらい)、吉光のCEと同じく中遠距離で無暗に隙を作らなければ簡単に立ちガード出来ます。

空に浮く演出見てから間に合うガード。簡単。

・使い方
相手が空振りや構えで隙を作ってくれれば当たりますが、警戒されていると簡単にガードされます(ガードされると隙はとても大きい)。
相手を空中に飛ばしたときに追撃で使うのが一番使いやすいですが、威力は減ります(コンボ補正というシステム)。

演出がド派手!!謎オーラ!!

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☆キリク SC中CE
とても早いガード不能の上段横。
投げではなく打撃投げ(投げ演出はあるが、システム的に投げでなく打撃扱い。そのため投げ抜けは不可能)。

・防ぎ方
ガードやREで防げませんが、しゃがんで避けれます。
発生はとても早いですが、アスタロスと異なり演出見てからしゃがめます(割と簡単)。

この顔を見たらしゃがむ。

・使い方
相手の横移動を狙う、ガードされると隙が大きい技をガードした直後や、空中に吹っ飛ばした後に使うと効果的。

使用後にSCが解除されますが、「ソウルゲージを消費しません」!!強い。

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☆2B 体力バーが黄色の時、6CE 
自爆。長射程の縦斬りです。(これも打撃投げ)
体力最大値の半分を削るほどの威力の反面、使用後に2Bの体力がギリギリになります。

・使い方
大きめの空振りを狙います。
射程は長いですが、遅いので短い空振りには当てづらいです。
体力を消耗するので、相手の体力が半分以下で即死させないと厳しい展開に。

・防ぎ方
コレも相手が使える条件(体力バーが黄色で、ソウルゲージが一本以上)になったら、無暗に大きな隙を作らなければ立ちガードで防げます。

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あとがき


一度に全部覚えよう!とか、頑張って丸暗記!とかしなくていいです。
遊んでいれば、「あ、これってこういうことだったんだ!!」ってわかってきますから。
「あれ、このCEってどう防ぐんだっけ?」と思ったときに読み返してください。

ご感想やご要望を頂ければ、今後の記事に活かしていきたいと思います。
(わかりやすかったか、情報は多すぎないか、少なすぎないか、など教えて頂ければ幸いです)

中級者向け補足。
ミナのCEが中距離で、キリクのCEが遠距離に分類した理由は、ガード不利Fによるものです。
近距離型が-20F、中距離型が-16F、遠距離型が-8Fで共通していたため。
(エイミのCEはどれもガード-20F)

使用キャラのCEの発生Fとガード不利Fは覚えておいて損はないので、中級者向け記事で追加しようかなと思っています。
(発生とガード不利は近距離型、中距離型、遠距離型は同じ物が多いので、この三つのグループに分けると覚えやすい)


やられ役協力 世紀末のヒャッハーなひと

終わり!!

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