その時その場所にいる
今朝、東京では雪が降っていて「これは雪と桜のチャンスなのでは!」なんて思いながら出かける用意をしているうちに、雨にかわってしまいました。さすがに3月だと積もることはないか。
とはいえ2020年の4月、桜が満開の時期になぜかドカ雪が降ったことがあって、折しもコロナの初期の段階だったので、涙をのんでの自宅待機したことがありました。あれは今でも時々思い出します。ほんと、撮れなかった写真ほど、頭の中で完璧に構築され、良い写真となっていつまでも記憶に残りがち。
そんなこんなで、日々当たり前のように写真が撮れることに感謝しつつ、本日も写真日記です。
そう、基本的に写真は In the right place at the right time (その時その場所にいる)が大事なので、「そのシーンをライカが撮らせてくれた」という気持ちは比喩的ではなく、実感としてもあります。
「いつかはライカ」というのは、もしかしたら「何年も写真を撮っていると飽きや限界を感じるので、その受け皿として高額なカメラを買うという荒療治」という、ロマンでも何でもない意味を含んでいるのかもしれません。
写真集「PERSONAL WORK」を出版しました。 http://usetsu.com