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グラフで見るウイングスパン

どうもこんばんワライカワセミ。

今回の記事はウイングスパンのあれやこれやをグラフにして遊ぼうという企画です。以前の記事に載せたグラフも重複してバンバン出てきますがご了承ください。いつものことながらゲームプレイには大して役立ちませんが、お時間のある人はどうぞお付き合いください。


グラフの対象となったのは
基本セット
スウィフトスタート
欧州の翼
大洋の翼
東洋の翼
の鳥カード446枚です。

元データはこちらの記事に書いたExcelのデータです。




それでは最初はおなじみ翼長のグラフ。


翼長無しの鳥が5種類いますので、それらを除いた441枚を集計。
20cm~29cmの範囲だけで101種類いることがわかります。

最も翼長が小さな鳥はノドグロハチドリの8cm
大きな鳥はカリフォルニアコンドルの277cm
平均翼長は64.32cmでした。





続いて勝利点のグラフ。


最も多いのは4点の鳥で22%、次いで3点、5点ですね。
一番少ないのは最高得点の9点で納得。絶滅危惧種をはじめ、レアな鳥が高得点になっている傾向はありそうです。

レアな鳥といっても地域によってレア度にかなり差が出ることもあるようで、こちらの動画の2分16秒あたりからおもしろい話をしています。





次は巣の形状です。


かなり均等なグラフとなりました。カッコウ系の巣無しとワイルド☆を除けば残りの4種類はほぼ同程度。ボーナスカードを複数枚比較するときも、巣の形状に関するものは差が無いとおぼえておけば、単純にそのときの手持ちカードに照らし合わせて選ぶことができますね。





次は卵のストック数です。


これはまたえらく偏りました。4割がストック2個です。鳥の特徴・習性に当てはめるとこういったパーセンテージになるんでしょうね。1個しか産まないのは大型の鳥というイメージがあります。0個はいずれも托卵の習性がある鳥ですね。




続いて生息地です。


湿地のみが一番多いです。全てに生息できる鳥も意外と多いですね。極端に少ないのが森林・湿地に棲む鳥で、9羽しかいません。たしかに森の中と水辺では環境が違いすぎるので、両方に適応できる種は少なそうです。

森林に出せる鳥の総数は222種で49.78%
草原が216種で48.43%
湿地が214種で47.98%

全エリアほぼ同程度に合わせてある感じがしますね。





次はクチバシの向きです。


わざわざグラフにするようなことか!っちゅう気もしますが。

ラウンドゴールとボーナスカードの記事でも書きましたが、嘴は左向きのほうが若干枚数が少ないです。他プレイヤーと競う場合に
「左(さ)は差(さ)がつく」
とおぼえてください。2分後には忘れると思いますが。





次は拡張パックの割合です。


これまた円グラフにされても!って感じですが。

これを見ると後から発売された拡張は大体90枚前後の鳥カードが追加されています。この先に発売が予想されている新たな拡張としては
CENTRAL & SOUTH AMERICA(中央、南アメリカ)
ANTARCTICA(南極大陸)
AFRICA(アフリカ大陸)
があるようです。WINGSPAN NESTING BOXという商品からの情報ですね。

上記の3拡張も90枚前後ずつ鳥カードが増えると仮定すると、「全部入り」でアナログ版を遊ぶ場合の鳥カードは700枚を超えてくる計算になります。シャッフルするだけでも大変な労力になりそうですが、想像するだけでなぜかにんまりしてしまいますね。






まだ続きます。
次はカードの能力区分の割合です。


さすがに圧倒的にブラウンパワー(起動時)が多いですね。プレイ時能力と合わせると8割を超えています。ここの割合をあまり変化させてしまうとプレイ感がかなり変わってしまいそうなので、今後もこれぐらいのパーセンテージでいくのではないでしょうか。



円グラフばかりで飽きたので無理やり作ったおまけグラフ

個人的には基本セットにしか入っていない「能力無し」の鳥をまた出してほしいですね。何らかの能力を付与すると、どうしても鳥の習性に沿ったものにしなければならない雰囲気があります。

そうなると強力な能力を持った高得点鳥を出すわけにもいかないので能力は凡庸なものになってしまう。もしくは鳥の素点を低く設定するといったバランス調整になりがちです。

であれば最初から能力を設定せずに7点~9点という高得点鳥にしておけば自由度が高いし、バランスブレイカーになる恐れもないと思います。拡張が出るたびに複雑になっていくと新規参入プレイヤーも増えづらいし、シンプルなものを増やすのも意外と大事なんじゃないかと思っています。





最後に作ったのは
餌別のコストに含まれている枚数グラフです。


これは重複があるのでちょっとわかりにくいですが、
例えば餌コストが「魚+魚+ねずみ」だった場合、魚のグラフにプラス1枚ねずみのグラフにもプラス1枚集計されていることになります。魚に2枚プラスしているわけではありません。

「虫 / ねずみ」でも、虫とねずみに1枚ずつプラスしています。

圧倒的に虫(無脊椎動物)が多いですね。全鳥カード446枚のうち、279枚はコストに虫が含まれていることになります。

餌箱リセットなどで欲しい餌の獲得を狙っていたけど出なかった場合、じゃあとりあえず虫を取っておくかという思考になりがちですが、感覚として正しいことになりそうですね。虫が使える鳥カードの割合が一番多いわけですから。

虫279枚に対してねずみ68枚なので、(花蜜を除いて)一番少ないねずみの4倍以上、虫が使いやすい餌ということになります。




さてようやくネタが尽きました。
以上で「グラフで見るウイングスパン」を終わります。


最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。

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