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掛川花鳥園で鳥を見てきた話(後編)  ~実写版ウイングスパン~


前回からの続きです。
進んでいくのは屋内エリアの最大スペースとなります。


ここに入るための引き戸には鳥が逃げ出したときの対処法などが書かれています。そう、ここからは完全なる放し飼いスペース。入っていいのは齧られる覚悟がある奴だけだ。






コガネメキシコインコ


出迎えてくれたのはコガネメキシコインコの大群。正確な数は分かりませんが10羽~10万羽の間だと思います。餌を買った人を見つけたら腕といわず肩といわず頭といわずお構いなしに乗ってきてました。

なんだ ただの 楽園パラダイス か。



そうとわかれば安心して写真を撮っていきましょう。


タンブラーピジョン


クジャクバト


魅惑のおちり





※集合体が苦手な人は次の写真2枚は気を付けてご覧ください











ハイイロコクジャク


ずっと見てるとゾワゾワする




シロクジャク


歩いている画が欲しいけど休憩中なら仕方ない


クロツラヘラサギ


水ウマー




アケボノインコ


ギニアエボシドリ


リビングストンエボシドリ。この2羽よく似てるなー


ハイイロエボシドリ


アカガシラエボシドリ。後ろ姿しかなかった
オウギバト


アカオビチュウハシ


キンムネオナガテリムク



以上の15種類を撮ってきました。ウイングスパンに出てくる鳥は少なめでしたね。上ばっかり見上げてましたがこのエリアには大型のプールが2つ有り、スイレンやオニバスといった植物を楽しめたり魚に餌をやることもできます。超大型魚のピラルクまで泳いでいるのはさすがに驚きました。








この先を一番奥まで進むとハシビロコウの森へと辿り着きます。YouTubeにもたくさん出演しているあの「ふたばちゃん」がいるはずです。

ゴクリと喉を鳴らしながらいざ参る……。






いたーーー!!

予想はしていたけど遠い!そして動かない!
そりゃあ動きの少ない鳥の代名詞みたいなところあるからね。
起きてこちらを見てくれているだけでもありがたい。


この眼光ですわ。見つめられるだけで満たされてしまう。
飾らなくともよい。語らなくともよいのだ。
私もかくありたい。
でも本当は動いているとこも撮りたい。

何回かシャッターを切っても同じ画が写るだけなので早々に失礼をば致しました。朝とか夕方とか動いたりするのかなー。

さらばふたば。また会う日まで。





人間よ、また来るがよい



ハシビロ神に見送られながら次の扉を開きます。続いては「オオハシとトキの水辺」というエリア。水深5cmほどのごく浅いプールが広がっており湿地の鳥が集まっています。



シロトキ。5cmの水深なのに器用に水を飲んでいるところ


背中の羽繕い


シロトキとショウジョウトキ。紅白でめでたいと思った次の瞬間、
紅が白を突っついて追い払っていた


クロトキ。オーストラリアクロトキとは別種のはず


首が8の字になる生き物


リラックスモードでも人が近付くと目を開く



片足直立で眠るってどんな感覚なんだろうか


オウゴンキンケイ。王者の風格


キンケイのメス。臆病なのかベンチの下が定位置


これは何だろう?


ヒロハシサギ。一番遠くの目立たないところにいて、
てっきりゴイサギだと思ってあまり撮ってなかった


クラハシコウ。アーマード・コアみたいな脚が目立つ。
L字のところが踵にあたるのか?


黄色のところが馬の鞍に似ているからクラハシコウなんだとか


目は横についているけど睨まれた気分


ニシムラサキエボシドリ。おやつを持っている人を見つけて、
それ、くれる?のポーズ


一粒では足りず、もっと寄越せ!のポーズ


オニオオハシ


さすがの存在感


右見といてね。オレ左見とくから


なにゆえこんな進化をしてしまったのか



以上11種類を撮ってきました。今回の旅では鳥用の餌を買うことはなかったけど、もしあげるならこのエリアがいいなあ。オニオオハシを腕に乗せて撮影している人がいて羨ましかったです。嘴が重くてあまり動かない鳥かと思いきや、かなりアクティブにバッサバッサと飛び回っていました。ちなみに嘴の重さは10円玉5枚分だそう。




これにて屋内エリアは踏破いたしました。残すは屋外エリア。天気がいいのがありがたい。早速見ていきましょう。



ツールーズガチョウ。ハイイロガンを品種改良して家禽化した種なんだとか


コールダック。手前のはマガモかと思ってたが
調べたところ、嘴が短い場合やっぱりコールダックだそう


マガモ。野生の場合警戒心がとても高く、よく飛ばれていたので
至近距離で見られたことが嬉しかった


サカツラガン


泳ぐ子供たちを見守るお母さん感ある


嘴の上に立派なコブが


不思議な構えを取っている。次ターン強力な攻撃をしてくるボスみたい


アイガモ。掛川花鳥園のスタッフブログに1羽だけ白っぽい
アイガモがいると書かれていたが、この子なんじゃなかろうか



以上屋外の水鳥たちでした。次は森のバードハウスという猛禽類の住処ですが、金網張りの展示になっているのでうまく写真が撮れませんでした。ピントが手前の金網に合ってしまったり、太陽光が金網に反射したり。なので載せるのは少しだけにします。




フォークランドカラカラ


ラナーハヤブサ


ハリスホーク(モモアカノスリ)


全然見えなくて申し訳ない


ヘビクイワシ。近寄れないようにこの手前にもバリケードがしてあった


前日の東武動物公園では1m以内に近付けたのでここの撮影は控えめ




さてほとんど写真だけの記事を書いてみましたが、次がいよいよ最後の鳥です。見られなくて残念だったヒクイドリに最も近い鳥ということでこの方に登場してもらいましょう。

大トリを務めます鳥は大型の鳥「エミュー」です。




ヒクイドリほどじゃないけど皮膚は青い


透明な瞳で何を見る


この足はもうジュラシックパーク


やっぱりカッチョええなあ大きい鳥は。

世界で一番危険な鳥とも言われるヒクイドリと比べると、かなり温和な印象を受けるエミューくん。しかし近くでじっくり見るとけっこう近いところもありました。青みがかった皮膚、恐竜をイメージさせる足、鳴き声も低音ボイスを発しながらノシノシ歩いたり。

switchのウイングスパンだとエミューの鳴き声ってなんか変なんですよね。日本酒を注ぐときみたいな音がしててどんな鳴き声やねん?と。実際観察すると迫力のある低音が漏れてました。



ということで15時を過ぎてよい時間になってまいりました。閉園は基本16時になっており早めです。オープンが早いからね。お土産を買って帰りましょう。


掛川花鳥園の感想を述べるならば

とても楽しかったです。
また来たいなあと思いました。

という小学生構文になってしまいます。


鳥が好きな人にとっては濃密すぎる体験となり、一日で全部楽しみきるのは不可能なんじゃないでしょうか。無理をすると高濃度の鳥酸化炭素を吸い過ぎて倒れる恐れもあります。

今回はバードショーも見てないし餌やりもしてないし鳥にちなんだフードも食べてないのでやり残したことだらけ。いつかまた来て達成したいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた。



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