自分の取り扱い説明書を書いてみたら、理想とは程遠かった

「自分の取り扱い説明書」を書いてみることにしました。
きっかけは、みずのけいすけさんのツイートです。

就活で自己分析をする機会はあったが、真剣に自分と向き合い分析する、ということはできていなかったかもしれません。どこか理想を込めていたような気がします。

学生時代にキャリアセンターの方から「友達に、私ってどんな人?と聞いてみるのもいいよ。」とアドバイスをもらったが、恥ずかしさと怖さから誰にも聞けなかったことを思い出しました。きっと今言われても聞けないと思います。人からどう見られているのかを知るのが怖いのだ。

自分の取説をつくるには「何をしたいか」と「どう見えているか」の2つを知る必要があるということでした。自分の内側と外側、どちらかだけではだめで、ふたつを混ぜた状態になっていなければ、取説にはならないそうです。分かる気がする。

爲末大さんの言うとおりに自分の取扱説明書をつくってみたらスッキリした

とのことなので、自分の外側から逃げていたわたしは、正しい取説が書けないかもしれませんが、とりあえず書いてみることにします。また半年後とか1年後とかに再チャレンジするかもしれません。

ジャンルは五つで設問は24個あります。

「強み」

①息を吸うように「つい」やってしまうことは何か
→相手の意見にうなずく。
たまに八方美人すぎてめちゃくちゃになる。
②かけた労力に対して「意外に」他者から感謝されることは何か
→トイレの場所を見つける。
昔から胃腸が弱いからか、トイレを瞬時に見つけることができる。
③自己評価と他者評価で一番ずれているものは何か
→感情の起伏が激しい。
いつも淡々としていると言われることが多い。
④どうしても克服できない弱点は何か
→自分の考えを伝えること。
涙がでそうになり、言葉がつまる。反対されるとそれ以上押せない。

「集団」

①大きな空間でどの位置に座りたがるか
→端っこらへん。一番落ち着く。
②心地よい会食の人数は何人か
→2名。3名以上だと話すタイミングが分からない。
③楽しくなさそうにしている人が気になるか
→まったく気にならない
④誰かと話をしている時、後ろや横の話は聞こえているか
→4:6の6くらい周りの会話が気になってくる
⑤自分のボスの癖を三つ説明できるか
→できない
⑥カウンターに座るのと対面どちらが心地よいか
→カウンター。絶対。

「コミュニケーション」

①自分の話の途中に割り込まれることは気になるか
→大人数の場合は気にならない。むしろ自分のターンが終わってほっとする。2人の場合は割り込まれても奪い返す。
②何かに没頭している時に話しかけられるとどの程度嫌か
→嫌ではないけど、ものすごく適当に返事してしまう。ほとんど内容は聞いていない。
③権力が上の人間と、下の人間と話をしている時自分の態度はどの程度変わるか
→権力の上下で変わるというより、人によって変わる。苦手or嫌いな人ほど慎重に接している気がする。
④子供と話すのは好きか
→苦手。上辺だけで話していると見透かされそうだから。
⑤相手に対し通じる単語に置き換えることは頻繁にやるか
→あまり気にしたことがない。

「欲」

①誰にも言えない欲しくてしょうがないものは何か
→「変わった人」「おもしろい人」だと思われたい。
②権力と影響力のどちらが欲しいか
→影響力。権力よりも使い勝手がよさそう。
③羨ましいと思う相手が持っているものは何か
→周りを明るくする空気感
④欲しいと思った時素直に言えるかそれとも言えないかまたは言い換えるか
→言える
⑤何かをあげてお礼を言われなかった時どの程度いらいらするか
→いらいらする。見返りを全く求めていないわけではないから。

「テリトリー」

①自分のものが勝手に使われた時に気になるかならないか
→気になる。触ってほしくもない。
②浮気されたとき、恋人と浮気相手のどちらにより怒りを覚えるか
→浮気相手
③たまにちゃんと生活できているか心配をする相手は何人ぐらいいるか
→1人(5年前から音信不通だが、今でも大切な友達だと思っている人)
④家に友人を招いたとき、友人が勝手に別の友人を連れてくることは許容できるかできないか
→許容できない。もう遊ぶのやめる。

ここまで書くのに3時間かかりました。
特に「強み」の①、息を吸うように「つい」やってしまうことで強みになることなんてないよ。と思って、全然書けませんでしたね。絞り出した答えも、強みなのか分からないものになってしまいました。

全体を振り返ってみると、自己中心的な面と、相手に合わせる面と、とても極端で、なんだかいやな人間だなーとなりました。わたしの理想は、この自己中心的な面と相手に合わせる面が逆なんです。理想の自分になるってむずかしい。


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