後期で掴んだ最高の運命

国際社会学部/中央ヨーロッパ地域/ポーランド語 今村美里

こんにちは🐥国際社会学部1年、ポーランド語科🇵🇱のみさとです!

私の合格体験記ですが…まず私の第一志望は外大ではありませんでした!前期で第一志望の国立大学に落ちたあと、後期で外大に入学しました🌸そのため、私は『外大受験に特化した』勉強法をお伝えすることはできません。なので、受験期のマインド面や、前期落ち→外大入学後に感じたことについて主に参考にして頂ければと思います!

①使っていた参考書

どの教科も、直前期までは学校で配布される教材を中心に基礎を何度も繰り返し、12月頃から過去問の数をこなしました。幸い、高校の受験指導が手厚かったため、大手の進学塾には通わず、学校の課題からいかに多くの知識を吸収できるかを命にしていました!

【国語】

直前期まで過去問演習はほぼ0。冬休みに入ってから共テや私立の過去問を始めました。
現代文は、とりあえず数をこなして出題形式に慣れるようにしました。
古文、漢文は古文単語、漢文句法の暗記が最優先でした。夏休み中に基礎を完璧にしよう、などと予定をたてると思いますが、私の場合、結局最後の最後まで覚えきれませんでした。受験当日までに覚えれば良いと思って、焦りすぎないことも大事だと思います!
また、学校のワークを解く時は、答えを確認するだけでなく本文を自分で精読していました!

【数学】

私は正真正銘の数弱だったので、ひたすら学校のサクシードとスタンダードを解いていました。共通テストは「時間があれば解ける」の失点が多かったので、大問ごとに時間を計って演習を繰り返しました。「絶対解ける」「この問題にはこのくらい時間を使って大丈夫」と強い心を持つことで落ち着いて点数を積み重ねられるようになりました!

【英語】

問題演習は学校のCutting Edgeを使っていました。直前期に共テ、二次の過去問を始めました。
共テ英語は時間勝負!前半の小問集合をいかに速く解いて長文に時間を割けるかが重要だと思います。
リスニングに関してはとにかく楽しんでやるのが良いです🎧ふざけたアドバイスかもしれませんが、本番焦って全部を聞き取ろうとしすぎると、結局問題の音声が何を言いたかったのか分からなくなったりします。俯瞰的に「へー」とか「いや白シャツの方が良くね?」とつっこむくらいの気でやるのがおすすめです。(実際本番の私は思ったことを脳内で喋りまくってました笑)

【地歴】

まずは知識を頭に入れるのが最優先でした!教科書を読んで、ひとりでお喋りしながら単語を覚えるのがおすすめです。
一問一答は使わず、教科書を3、4周くらい読みました。
直前期は過去問を解いて時間配分を確認していました。共テは、練習の時は25分くらいで解き終わっていましたが、本番は慎重になってがっつり60分かかったので、練習で解く際は速いにこしたことはないと思います!
また私立についてですが、受験生みんなが解けないようなマニアック用語は端から捨てていました。
二次は学校の先生に添削をお願いしました!どの教科でも言えることですが、先生に添削していだだくことで記述力は格段に上がるので、誰かを頼るのが大事です!

【理科基礎】

直前期にやれば大丈夫、と舐めていたら間に合わずに痛い目を見ました笑 早めに始めた方が良いです。共テ特有の出題のされ方をするので、用語暗記より予想問題での演習の方が大事かなと思います!

②部活や定期テストとの両立方法

定期テストに関しては、それ自体が大学入試に直結する出題方式だったので、特段両立を意識したことはありませんでした。
また部活も2年の10月が引退だったので、受験勉強との両立は無かったです。

ただ、長期間受験勉強に集中できたわけではなく、本当の本当に勉強のギアを入れることができたのは冬休みに入ってからでした。
「やらないといけないのは分かるけど、やりたくない」、「周りの子はあんなに勉強しているのに私はできない」、「『とかいって実は勉強してるんでしょ?』と言われるけどまじでやってない」などなど本気で受験生活が嫌で、一時期冗談でなくパン屋への就職を検討していました🍞

でも何とか受験をやりきれたのは、担任の先生の「周りは気にせず、自分のペースで行きな」という言葉があったからです。受験はどうしても周りとの差が気になるものですが、自分のペースでやるのが一番!周りの様子がちらついたら頭をブンブン振って自分のことに集中するようにしました!

③1番辛かった時期

一番辛かったのは12月の最終週からの2週間です。前述の通り、冬休みに入りようやく本気モードになったのですが、それまで勉強を大してやってこなかったせいで、長時間の勉強に身体がびっくり、自分の課題の多さにびっくり、共通テストで確実に高得点を取らねばというプレッシャーにびっくりして、体調を崩しました。今思えば、なぜあんなに焦っていたのか、と不思議です。私は元来、でーんと大きく構えているのが得意なタイプで、強めの「なんとかなる」マインドの持ち主です。でもこの時ばかりはものすごくプレッシャーを感じていて、しかも「自分がプレッシャーを感じている」という事実にも驚いて、どうしたらいいか分からなくなっていました。どうやって乗り越えたかといえば、、、うーん、、、時間が解決したのだと思います。共テ前には何かが吹っ切れて、その後は後期試験が終わるまで、余裕マインドでした笑
これを読んでいる皆さんも、いつか急に不安や焦り、プレッシャーを感じる時が来たら、まずはその事実にびっくりせず、誰かとお喋りでもしてみてください🐣無理に勉強しようとすると余計に辛くなると思います。
ぼーっとしている間にいつもの自分を取り戻せる、と信じることで、たぶん楽になれます。

加えて、前期不合格から後期への切り替えについて。前期の発表を見た時は本当にショックでした😢受験は、合格か不合格か、結果は二択。不合格になってしまうと、これまでの努力が全て無かったかのように感じてしまいますよね…言葉にできない色んな感情が湧き起こりました。でもしばらくして思いついたのは「あ、私の人生、こっちのルートに進むんだ」ということです。これを感じたとき、私は自分がものすごく客観的な思考をしていることに気が付きました。「こっち」というのは主に外大をイメージしていた気がしますが、とにかく第一志望の大学は運命の相手では無かったんだ、と悟りました。同時に、ここまで落ち着いて、自分を客観できているなら、後期で外大に受かりそうだな、という余裕と自信も感じました。(という余裕のまま、後期試験の日には、教室に何人受験生がいるか、きょろきょろ数えられました笑)
これは、我ながら役に立つ前期→後期の切り替えの方法とは言えないと思います。ただ、この「余裕」がキーポイントだったことは確かです。簡単に「余裕を持って頑張って下さい」などとは書けませんが、もし万一、後期まで試験を受けることになったら、余裕と落ち着きを会場に連れていけると心強いと思います!

④受験形態

後期です!外大での試験は小論文のみでした。

⑤外大以外の受験校

第一志望だった国立、早稲田、慶應

⑥外大に入ってみてどう?

まず書きたいのは「やっぱり第一志望の大学に行きたかったな」という未練は1ミリもないということです!!これは、後期の合格発表のときから思っていて、実際の大学生活が始まってより強く思うようになりました。もちろん前期で合格できなかったのは悔しいですが、それまでに勉強してきた知識は糧としてずっと頭に残っているし、何より今の外大生活が心から楽しいです🌟ポーランド語もRAMSも、今ここでしか経験できないこと!!外大はそんな特別感を感じられる大学だな、と思います。ゆったりした構内、留学生が沢山いる環境、夏休み・冬休みが長いのもその理由のひとつです笑
外大の魅力恐るべし!


ここまで長い間お読みいただき、ありがとうございました!私の経験が少しでも皆さんのお役にたてれば嬉しいです😊
受験生の皆さんは、焦りすぎずに元気に暑い夏を乗り越えてください☀️

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