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借家の解体/駐車場へ

つぐみの向かいの借家。
つぐみを企業が使いたいという話になったときに、
一新したく家賃未払いが続く2件に出て行ってもらいました。
ところが、コロナ禍でその話も流れてしまい、更に空き家が2件。。

放っておいても仕方ないので、ひとまず見てもらったら
天井も、壁も、床も、すべて雨漏りしていてかなり危険。
再び貸すのであれば新築たてるくらいの金額で大規模リフォームが必要と。

内装が昭和レトロで、とても好みだった。
だからこのままだったら補修は仕方ないけど、
新しくなってしまうのであれば、
大規模改装は不要かな、、と判断しました。

内装の、ガラスやタイルがとにかくかわいい。

コンパクトな和室2部屋も、なんだかきゅうっとくるものがあるし、
2階からの景色ものどかでよかった。

初めての角度でつぐみを見た♡

市街化調整区域なので、一度建物をなくしたら、もう建築出来ない場所。
建築はできないし、その後どう使うかとなったときに、
駐車場や太陽光発電、墓地、資材置き場、、用途の範囲も決まっています。
そうすると、資材置き場で失敗経験のあるこちらとしては(涙)
一番現実的なのは、駐車場。
つぐみの未来のお客様の駐車場になることを願って、解体を決意。

あまりにも気に入ったガラスは解体屋さんにお願いして
とっておいてもらいました;;
なにに使うん?どう使うん?と聞かれながらも、
いつか時が来たらうまく使おうと思って。。笑


囲いのブロック塀がなくなり、

足場が建てられ、部分的に、順番に解体が始まっていきます。
住んでたわけでもないのに、1〜2ヶ月出入りしただけで
好きな部分が増えてしまって、解体になんだか悲しくなる。
きっと「家」というものが好きなんだろうな。

もちろん、お仕事できてもらってるわけだけど、
依頼を聞いて汗水流して働いてくれるひとが何人もいる;;
もう、これだけで涙がでてくる。

訪れる度、日に日になくなっていく。
市内へ仕事に行ってたころだし、毎日はみに行けなかったけど、
出勤前に車で向かって様子をみる数日。
まだ、あるかな、ちょっとどきどきしながら。

ついでに納屋に大量にあった
木片や家具を持って行ってもらう。(ちゃっかり)


そして、ついに更地になりました。
砂利を敷いてもらって駐車場らしくなった。


庭は、大好きな金木犀だけ残してもらいました。

花壇第一弾は、ニゲラを育てました。
花束に入っていたニゲラをドライフラワーにしたら
種がとれて、実家で苗まで育てて、移動してきた。
命を繋いだ感がすごい。

無事に花をさかせてくれました。
真冬の寒さを絶えて、かりんだけどたくましい、不思議な植物。
これからも、この地で増えて行ってね。

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