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5月に寄せて。

習慣が少しづつ変化して、一生懸命時間をかけていたことが疎かになって、なんだかなぁと、もやもやした気持ちでいると相手にも八つ当たりと言う名の被害をぶちまける。

「丁寧に」に憧れはするけれど、そのためには色々な牽制と制約と、律する気持ちが必要になる。
あれもこれもじゃ、もともと不器用なわたしは散らかしてぶちまけて、八つ当たりと言う名の迷惑行為に走るような小さなか弱き利己主義者にすぎないことを痛切に感じるばかり。

ほどほどに。
そんな気持ちじゃ仕事にならんよ!と人生経験豊富なあの人は語るけど、
わたしはほどほどに自分の身の丈を分かった上で、できる限り「丁寧に」やっていきたい。
あくまで理想、高々に。

だってやっぱり、いつもそばにいてくれる人に対して八つ当たりばかりしていては本末転倒なのである。

そして彼は「センキュー」といって眠りについた。

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