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2023年6月の私の旅行記- ラトリエモトゾーの魅惑的なケーキ/絶対見逃せない!京成バラ園の魅力とは?

2023年6月 私は旅行に行った。


一日目


丸亀製麺


 10年以上前に羽田空港第2ターミナルで食べた丸亀製麺が人生で一番美味しかったので再度食べに来た。
近所の丸亀製麺は麺がまずい。
 前回来店した時ほど美味しくなかったが、それでもすべてのうどんを提供するチェーン店の中で一番美味しい。
 限定メニューの一部は提供されてないので要注意。


ラトリエモトゾー


 この旅行一番の目的
 四年前からパフェが食べたかったが、提供されなくなった。イートインスペースもない。
 焼き菓子が箱売りされていたらそれを買う予定だったが、売っていなかった。
 焼き菓子を選び終えてからケーキを選ぶつもりだったが、店員にケーキの注文を急かされた。
 焼き菓子は細かな商品説明のPOPがあり、厳選するのに役立つ。
 焼き菓子とケーキを数点注文する。
 チェックイン前のうえ、ホテルのロビーは狭い。ラトリエモトゾー店内にイートインスペースがないのは事前にわかっていた。だがチェックイン時にケーキ売り切れる可能性も否めない。すごくジレンマがあったが近くの公園で食べることを決意した。本当はクーラーで室温が冷え冷えのすごく豪華な部屋でクラシックを聞きながら食べたかった。
 プラスチックスプーンは提供しなくなったらしく近所のローソンでスプーンを買った。

 
 

東山貝塚公園とケーキの感想




 目黒区への旅行は初めてだったので悪戦苦闘したが、今思い返せばケーキは目黒天空公園で食べるのが良かっただろう。
 公園が2つ並んていて、隣は東山児童遊園である。
 東山貝塚公園の方が落ち着いていたのでそちらで食べた。
 私が注文したのはデリツィア・リモーネだ。燦々に太陽が照る中、私達はケーキを食べた。
 とろけるようなクリーム、ささやかに感じるレモンの風味。
 職人芸による技術の数々だと感じる。端的に言ってものすごく美味しい。食感、風味どれもが繊細で、なにをどうやったらこんなに美味しいものができるのかわからない。
 今までの人生の中で一番美味しいケーキだった。今まで仕事頑張って良かったな、と涙すら浮かんだ。
 食べ終えて周囲を見渡すと、縄文時代の暮らしを再現した展示もあった。竪穴式住居の中に人形たちが音と光で再現された焚き火を囲っている。
 夜見たら怖いだろう。
 


目黒天空公園


地元の人と思しき学生や、カップル達がテーブルのある場所で菓子パン等を食べたり、散歩していた。
植物のレアさはあんまり感じなかった。
一周した。


大橋図書館



金曜日午後にもかかわらず四割ほどおじいさん達がいた。
市役所主体の福祉サービスに関するポスターが貼られていて新鮮だった。
本の状態もよい。漫画を纏まった冊数サービス借りられるサービスもあるようだ。


二日目



日記屋月日



朝8時から神泉駅から下北沢へ。
馬鹿正直に言うと、経営やインテリアが北大祭よりしっかりしている並びという印象。
ブラタモリで紹介されたので行った。
店内にぎっしり詰まっているのは日記帳など文房具や、日記に関する著作物、そして個人の日記である。著作物の並びも「この作品も選ばれたのか」と店主のセンスが伺えて面白い。
私は他人の日記(厚さ薄め 500円)を購入した。
手元が狂ったようで歳の近いサラリーマンの日記を読むつもりだったが、誤って買ったのは中年女性の日記だった。電車の中で読む。


京成バラ園



バスもあったものの歩いた。20分道なりである。エスコンフィールドよりは近いか。
全然段差もなく、比較的ユニバーサルデザインではないかと一人で感動。
車椅子の方とそのご家族もちらほら来場していた。
春の時期を逃してしまったので大量の満開のバラとはいかなかったが、紫陽花のシーズンだった。
近隣で見る紫陽花の品種とは異なるものも多く、満足。
ベルばら好きにはおすすめしたい区画もある。ベルばらには疎いが、どうやら登場人物たちにちなんだバラが植樹されているようだ。
薔薇たくさん咲いていて、園芸好きではない私も楽しかった。マイ・フェイバリット薔薇を決めようと思ったが広すぎる。どれも美しくて愛らしい。
遠くには北海道とは異なった緑が広がっており、人工的でありながら照葉樹の葉が広く背が高い木々の群生は迫力があった。
温室の側の角の区画にも博士のコレクション?うろ覚えだが、通路が狭くちょっとした迷路のようだ。楽しかった。
やはりこの日も燦々と太陽の日が照っていた。日傘と帽子で観賞して回る。
ローズヒップ味のジェラートも美味しい。
小さいカフェも天井が低く横に長い。
北海道の観光地には見ない建物だったので、なんだか昭和チックのような、新鮮なような気分になった。



八千代イオン



なんだか他の観光地に行くには時間がシビアでイオンで昼食を取る。
うちの近所のイオンの方が勝手が良いように感じた。
中華おいしかった。
アカペラを歌うアイドルたちもいた。うちの近所のイオンはクラシックばかりである。うちの近所のイオンは保守的なんだろうか。

旧芝離宮恩賜公園



慣れない旅で早めの行動を心がけた結果、時間をもてあます。
蓬莱山の辺りの橋が人が渡るにはやや細く、足場じわじわと恐怖心と笑いがこみ上げた。
モノレール浜松駅に乗るまで苦労した。改装中で通路を発見できなかった。


終わりに



以上旅行アンチだった私がただ楽しむだけだった旅行記である。
これまでは旅行とは目的を果たすための遠出だった。エスコンフィールドだの、八雲町だの遊び回るのはこの旅行を契機としている。
この旅行は四年間憧れ続けたラトリエモトゾーに行くことと、京成バラ園へ行くことを主目的としていた。私とは異なる感性の方にとってはこの行程はひどく退屈だろう。
昔は旅行というものを疎んでいた。
周りの大学生は旅行が趣味だったが、私は諸事情により旅行ができなかった。
妬みもあり、「旅行に金をかけるのなら生活用品の質を上げたほうが生活が充実しない?」とパートナーに愚痴を漏らしていた。
平生普段から不安感が強いのも旅行が苦手な理由の一つだ。本当に目的先に着けるのか、ホテルの代金を支払えるのか。不確定なことが多いのが不安である。旅行前に不安だ…不安だ…と言いまくって実際になにかあった例がない。国内旅行なので、まぁ、なんとかなってきた。
予算の立て方も未だにわかっておらず、毎回「10万あれば足りるよね」である。杜撰。
旅行に行ったら最後、体力使い切るまで歩き回る悪癖もある。
社会人になると旅行が話題になることも多く、侮れない。

人の旅行行程を見て面白がってくれる人のために、この記事を書いた。
もっと他に行くことあるだろ!と思った方は是非コメント欄におすすめの観光地を書き込んでほしい。

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