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明智光秀 三日天下の裏におむすびあり

【69むすび】新宿 秀吉(焼きサバほぐし)

天正十年(1582年)7月 京都の本願寺で、織田信長が明智光秀に暗殺をされた。いわゆる本能寺の変である。その報を聞いた、羽柴秀吉がとったのは驚きの「おむすび大作戦」だった。

備中高松城を水攻めしていた秀吉は、その報を受けて急遽和睦をし、その軍およそ2万5千人を引き連れて、光秀討伐に向かったのだ。

光成の居城がある山崎までは、およそ200km。
この距離を最速で詰めて、光成を討伐するために、秀吉は驚異のリーダーシップとおにぎりを使ったのだ。

秀吉は、自分が使えるであろう財産を全て投じ、必要な水、食料、装備などを整え、兵士たちを鼓舞し、光成征伐に走らせたのだ。これがいわゆる「中国大返し」と言われるものだ。

特に、力を入れたのがお米だ。集められるだけのお米を炊きだし、各居城で休憩ポイントを作って、兵士たちに振る舞った。また、出発する兵士たちには、味噌おむすびを作り持たせたのだ。

季節は夏。途中、暑さや大雨もあった。この長距離のマラソン大会で、兵士たちを支えたのは、当時、ふんだんに食べることが難しかった白米のおむすびだったのだ。

そして、本能寺の変から、わずか11日後。秀吉は山崎の戦いで光秀に勝利。光秀は逃走中に土民に命を奪われたのだった。


そんな秀吉の名を冠している、おむすび屋さんが新宿区にある。

その名も「新宿 秀吉」
ちなみにアルファベットを見てみると、読み方は、HIDEKICHIらしい。

ここ秀吉は、こだわりの信州米を扱うお米屋さんが開いたおむすび屋さんだ。
さすがお米屋さん。店内には、お米やおむすびなどの販売、定食などが食べられるカウンターなどがあって、お昼時は大賑わい。

色とりどりのおむすびが並ぶ。
お弁当も美味しそう。

当店のおすすめ!マークがついているのは…
焼きサバほぐし!これは珍しい。

秀吉の勝ち運を担いで、埼玉スタジアムで行われたアジアチャンピオンズリーグの試合会場で食べることに。

焼きサバのほぐし身と細切り生姜の組み合わせ。中にもたっぷり!
お米屋さんのおむすびだけあって、お米がとにかく うまい!これはチカラが湧いてくる。

歴史を作った、このおむすびパワー。
秀吉同様、注目していきたいと思う!

ご馳走たまでした!


アジアチャンピオンズリーグ
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