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絵画からイメージ作曲2022.9.5(357)

「アルビオンは立ち上がった」ブレイク 1796年

アルビオンとは原始の人間。
神話の中では、物質主義の足枷から解放されたらしい。
こんな昔から物質主義があったのか?

これからすべてが始まる混沌さ。全音階で書きました。

この版画はかつて、1796年にウィリアム・ブレイクがミニアチュール画家オジアス・ハンフリーのために出版した『ラージ・ブック・オブ・デザイン』の一部でした。ブレイクのその神話集では、アルビオンは原始の人間であり、彼が墜落し分裂して、ユアリズン、サーマス、ルヴァ/オーク、アーソナ/ロスの4つのゾアとなります。その名は、ブリテン島の古代・神話名のアルビオンに由来します。ブリテン島の創始の神話では、アルビオンとは、ギリシャ神話の海神ポセイドンの巨人の息子。彼はヘラクレスと同時期の人物ですが、ヘラクレスはアルビオンを殺しました。アルビオンはその島に国を起こし、そこを統治します。ブリテン島、やがて創始者にちなみアルビオンと呼ばれるその島には、彼の子孫の巨人たちがおよそ1100年間居住しつづけましたが、ユリウス・カエサルのブリタンニア侵攻時にやってきたトロイのブルータスが、(その他の巨人全員を殺し、生き残っていた)わずかな巨人たちを打ち負かしました。
デイリーアートより

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