夢の中の雪







「坂本 それ終わったら
上がっていいぞ
おせーから静かに帰れよ」




「あ 親方 茂木産業に新しい
事務の女の人が入ったみたいですよ
働くの年明けからみたいですけど」



「ドライバーの連中から聞いたよ
なかなか美人だって
社長の愛人かもしれねぇぞ
安心しろ、おめーみてーなの
相手にされねーよ」


「えー でも見てみたいっス」


「ハハ 嫌でも これから
ずーっとお世話になるよ」


「じゃあ親方 お世話になりました」


「それじゃ辞めるみてーじゃんかよ
おつかれ よいお年を」













ん?


花屋…







「 もうちょいおっきくて
人間ならなー かわいいのに
ってゆーか 不法投棄だな 」



「人間ならいろんなとこ
連れてってやんのになー」










「斎藤さーん
オカダ興業の坂本です
ツレとあいさつにきました」



「冗談は新年にしてくれ
そんな趣味あんのかー?
そういうの使ってると
生身で反応しなくなるぞ」



「ハハ そうっスね … …
焼却のとこのベットマットに
優しくエスコートしてきます
…あっ⁈」











「…斎藤さん 新しい事務員さんに
思っ切りシカトされました…」


「ハハ
暗れーし こっち 見えねーんだよ
悪いけど これも投げといて
ベタベタだ 」
















「じゃあな 人間になってたら
会いに行くから」





「斎藤さーん
これ俺洗ってつかいまーす
じぁ 1人さみしく帰りますんで
よいお年をー 」



「おお 良いお年を」


























つづく






【連作短編『月』第百一夜 第三章三十一話】



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※『月』は続きものです



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第一夜 はじめましてAyaさん



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