気がかりなことが2つ

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【連作短編『月』第二十一夜】
【読了時間:1分30秒 813字 挿し絵枚数 12枚】



その晩はAyaさんがレンタカーを借りて来ました



「たまにはドライブに行きましょう」


月ちゃんが助手席 ヘーカとカラシが後ろです


「わたしの葉っぱを一枚持って行って」
「わたしの葉っぱを一枚持って行って」
「一枚のわたしを行って持って葉っぱ」


Ayaさんは柳さんの葉っぱを一枚持ちます



月ちゃん達は 山の上の湖に向かいます



だいぶ山を登りました



「あ いい忘れました ワテ あんまり

急に高い場所に移動すると海の水位が…」


「もうこの先のトンネルを抜けたら湖よ」


それとなく薄気味悪いトンネルがあらわれました



バン!


バン!


いきなり白い手跡が付きます


ヘーカは即座に気を失いました



あとのメンバーは幽霊が見えるので

なんともありません


さらに手跡がつきます



「追加料金とられたらやだなー

よし カラシいくよー」


Ayaさんとカラシは車の外に出ました


月ちゃんも車から降ります


Ayaさんとカラシが幽霊を追い詰めています



Ayaさんは 逃げ場を失った幽霊の額に

柳さんの葉っぱを貼りました



幽霊は穏やかな表情になって消えてしまいました



「さぁ 改めて 湖に向かいましょう 」



月ちゃんはその晩 2つ気がかりな事ができました


それは 幽霊や 柳さんの葉っぱではなく


帰ったら柳さんが一回り大きくなっていた事と



Ayaさんが運転中一回もブレーキを

使っていない事でした





つづく


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※『月』は第一夜からの連作短編になっています

第一夜 はじめましてAyaさん


連作短編『月』目次

第一夜 はじめましてAyaさん

第二夜 雨が降っている夜 【風情】

第三夜 ヘーカの歩く道 【奇行】

第四夜 カラシ捕獲作戦 【作戦】

第五夜 ものごとの順番 【生活】

第六夜 素性 【地球】

第七夜 夜の森の先 【探検】

第八夜 出現 【犯罪】

第九夜 静かな満月の夜に 【神秘】

第十夜 戻るけどすすむ 【日常】

第十一夜 さよならゾンビさん 【ホラー】

第十二夜 カラシミステリー 【生態】

第十三夜 畑に木はいらない? 【環境】

第十四夜 死の森と龍の王妃 【出会い】

第十五夜 天才とうどん 【恋】

第十六夜 セントヘレナ手記 【職】

第十七夜 カラシとホットケーキ 【騒動】

第十八夜 ミスト 【幻想】

第十九夜 神さまの香りのポンチョ 【神】

第二十夜 大貫サリー(高2)【奇行】

第二十一夜 気がかりなことが2つ 【怪談】

第二十二夜 浅くまどろんでボン・ボヤージュ

【白昼夢】

二十三夜 二十歳になっても恋人ができなければ

自殺する 【恋愛】

第二十四夜 それはこのままこの世界 【生活】

第二十五夜 100万ドルの夜景 【価値観】

第二十六夜 ブーゲンビリア 【進展】

第二十七夜 公園の風船 【しんみり】

第二十八夜 夜の太陽 【足跡】

第二十九夜 クエストモードとピースモード【恋】

第三十夜 イノセントワールド 【奇行】

第三十一夜 笑いながら回る 【ミステリー】


主な登場キャラ紹介

カラーイラストページへどうぞ↓


☆コピックを使ってカラーイラストを

たまに描きます (その都度更新)

『月』ギャラリーへどうぞ↓


最後まで読んでくれてありがとう^^

大貫サリー




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