天才とうどん




Ayaさんは高校3年の時 保健委員で

お昼ご飯を食べたあと

昼休みに保健室にいました


その時 窓を挟んで話しかけてきた男子がいました



頭のいい「 天才君」と呼ばれてる子でした



天才君はAyaさんと帰りの方向が同じだったので

一緒に帰るようになりました



何を話したか まったく覚えていませんが

お互いずっと笑っていた気がします



天才君が大学に入ってすぐに亡くなったと

友人の女の子から聞きました


Ayaさんが驚いたのは 自分がその天才君の

名前も知らないことでした



でも顔は覚えています


Ayaさんは高校2年の時 片想いの先輩がいて

その先輩の前では 大好物だった学食の

うどんを一口も食べれないくらい先輩が好きでした


その先輩の顔はもう覚えていません



「うどんを早食いする姿がいいね」




Ayaさんは おちょくられてると思っていましたが

そう言いながら笑った天才君の笑顔は

今でも忘れません





つづく


【連作短編『月』第十五夜】
【読了時間:1分 564字 挿し絵枚数 9枚】


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※『月』は第一夜からの連作短編になっています

第一夜 はじめましてAyaさん


連作短編『月』目次

第一夜 はじめましてAyaさん

第二夜 雨が降っている夜 【風情】

第三夜 ヘーカの歩く道 【奇行】

第四夜 カラシ捕獲作戦 【作戦】

第五夜 ものごとの順番 【生活】

第六夜 素性 【地球】

第七夜 夜の森の先 【探検】

第八夜 出現 【犯罪】

第九夜 静かな満月の夜に 【神秘】

第十夜 戻るけどすすむ 【日常】

第十一夜 さよならゾンビさん 【ホラー】

第十二夜 カラシミステリー 【生態】

第十三夜 畑に木はいらない? 【環境】

第十四夜 死の森と龍の王妃 【出会い】

第十五夜 天才とうどん 【恋】

第十六夜 セントヘレナ手記 【職】

第十七夜 カラシとホットケーキ 【騒動】

第十八夜 ミスト 【幻想】

第十九夜 神さまの香りのポンチョ 【神】

第二十夜 大貫サリー(高2)【奇行】

第二十一夜 気がかりなことが2つ 【怪談】

第二十二夜 浅くまどろんでボン・ボヤージュ

【白昼夢】

第二十三夜 二十歳になっても恋人ができなければ

自殺する 【恋愛】

第二十四夜 それはこのままこの世界 【生活】

第二十五夜 100万ドルの夜景 【価値観】

第二十六夜 ブーゲンビリア 【進展】

第二十七夜 公園の風船 【しんみり】

第二十八夜 夜の太陽 【足跡】

第二十九夜 クエストモードとピースモード【恋】

第三十夜 イノセントワールド 【奇行】

第三十一夜 笑いながら回る 【ミステリー】


主な登場キャラ紹介

カラーイラストページへどうぞ↓


☆コピックを使ってカラーイラストを

たまに描きます (その都度更新)

『月』ギャラリーへどうぞ↓


最後まで読んでくれてありがとう^^

大貫サリー



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