浅く微睡んでボン・ボヤージュ

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【連作短編『月』第二十二夜】
【読了時間:1分 680字 挿し絵枚数 11枚】



ヘーカはいつものように

仕事の昼休みに 昼寝をしにきました



いつものように寝ている月ちゃんの布団をなおし



いつものように上のベッドに上がり

タオルを顔にのせて 寝てしまいます



夢の中でヘーカは 庭園の中にいます


庭園には紅白の幕やテントがありました



「台無しじゃな」ヘーカは言いました


「あんなとこに座りたくない

どこかに行ってやろうかな」

ヘーカは森の中に入ります



ゴゴゴゴ ゴゴゴゴ


地響きが聞こえてきます


1人の女性が寝ています


「Ay…」



そこで目が覚めます


「え!」


ベッドは月の表面にいました



「なんと…」


ヘーカは下に寝ている月ちゃんをおこそうと

階段を降りますがそこに月ちゃんがいません



「ヘーカ おはよう」



ヘーカは月ちゃんの本当の姿を見て気絶します

そしてまた目が覚めます


いつもの風景です



ヘーカは仕事に戻ります


その晩 ヘーカが昼間の事を話すと 月ちゃんが

引きつった顔で言いました



「ワテのとこで良かった お兄ちゃんのところで

目が覚めたら一瞬で…」


「ボッ か ジュッ ね」
「ボッ か ジュッ ね」
「ボン・ボヤージュね」




つづく


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※『月』は第一夜からの連作短編になっています

第一夜 はじめましてAyaさん


連作短編『月』目次

第一夜 はじめましてAyaさん

第二夜 雨が降っている夜 【風情】

第三夜 ヘーカの歩く道 【奇行】

第四夜 カラシ捕獲作戦 【作戦】

第五夜 ものごとの順番 【生活】

第六夜 素性 【地球】

第七夜 夜の森の先 【探検】

第八夜 出現 【犯罪】

第九夜 静かな満月の夜に 【神秘】

第十夜 戻るけどすすむ 【日常】

第十一夜 さよならゾンビさん 【ホラー】

第十二夜 カラシミステリー 【生態】

第十三夜 畑に木はいらない? 【環境】

第十四夜 死の森と龍の王妃 【出会い】

第十五夜 天才とうどん 【恋】

第十六夜 セントヘレナ手記 【職】

第十七夜 カラシとホットケーキ 【騒動】

第十八夜 ミスト 【幻想】

第十九夜 神さまの香りのポンチョ 【神】

第二十夜 大貫サリー(高2)【奇行】

第二十一夜 気がかりなことが2つ 【怪談】

第二十二夜 浅くまどろんでボン・ボヤージュ

【白昼夢】

第二十三夜 二十歳になっても恋人ができなければ

自殺する 【恋愛】

第二十四夜 それはこのままこの世界 【生活】

第二十五夜 100万ドルの夜景 【価値観】

第二十六夜 ブーゲンビリア 【進展】

第二十七夜 公園の風船 【しんみり】

第二十八夜 夜の太陽 【足跡】

第二十九夜 クエストモードとピースモード【恋】

第三十夜 イノセントワールド 【奇行】

第三十一夜 笑いながら回る 【ミステリー】


主な登場キャラ紹介

カラーイラストページへどうぞ↓


☆コピックを使ってカラーイラストを

たまに描きます (その都度更新)

『月』ギャラリーへどうぞ↓


最後まで読んでくれてありがとう^^

大貫サリー


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