塔と雨の歌





雨の向こうからバスが来る



ぼくの代わりに君が怪我をした日


雨の向こうからバスが来る

君はぼくの代わりに歌っている



雨をつれてきた君は

そうだな 少し背が高くて


ぼくは本当は鉄棒で


そんな君に会ったのかもしれない



ぼくは本当は鉄棒から


そんな君を見てたのかもしれない








「変な歌だな でも トンネルに
響く感じはいいな」



SANがギターのにいちゃんに
言います


「やば もう1時じゃん じゃーな
次にくる車がのせてくれたらいーな
これ 持ってけよ」



運転手さんに渡す分で

たごの財布のお金が全部なくなります



「あー … 昔バス代を貸してくれた
憲はもうパパになってるしなー…




…もう さすがに歌ってないだろうな… 」






たごはダンボールの間にあった箱を手にします



「あいつ忘れたのか…



なんだこの光…」









ヘーカのお墓はヘレナ岬の
柳の木の下になりました



「葉っぱがいつも触っているから
ヘーカがさみしくないといいな」



ヘーカが亡くなった事で
屋敷がどうなるとかのもろもろは
Ayaさんが知ったこっちゃありませんが
すぐに本土から役人が来て
ヘーカの遺書をAyaさんに見せます




Ayaさんは入子に
その事を伝えます



コンテニューと途方にくれていると
カラシが現れます



「アンタ …あ、違った Ayaさん
塔を調べてくれた?」



完全に忘れていましたが
一応いろいろあったからだとごまかします



「じゃあ今から行くか」













つづく




【連作短編『月』第百七夜 第四章四話】


※『月』は続きものです


次の話に行く→



※1番最初の話に行く↓
第一夜 はじめましてAyaさん




前の話にもどる←

#漫画 #日記 #イラスト #挿絵 #創作
#遺産 #塔 #音楽
#遺言 #歌
#連作


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとう^^
15

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。