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【連作短編『月』第十夜】
【読了時間:1分 698字 挿し絵枚数 11枚】



Ayaさんが歩いて来ました

子猫が肩に乗っていて 素敵です



しかし突然 来た道を引き返しました



「あれれ?」
「あれれ?」
「あられ?」

柳さんが言いました


その頃 ヘーカはドラムコードを事務所から

引いていました



森の中を通ります



Ayaさんがまた現れました


手に籠とポットみたいなものを持っています



また ピタリと止まり 戻っていきます



今度はカラシがその後について行きます




「あれ?まただよ」
「あれ?まただよ」
「あれ?まだだよ」


ヘーカは万年塀の穴から

ドラムを持って出てきました



「Ayaさんはまだかな?」


「なんか忘れ物をしてるのか

2回ほど戻ってます」


Ayaさんがまた現れました

洋服が変わっていました



肩に子猫 手には籠 とポットみたいなものを

持っています


そしてカラシがペットボトルをくわえて

飛んできました


「はぁーやっと これたー

1度目は珈琲セットの籠と

ティファールを取りに戻って

2度目はミネラルウォーターを

忘れたなーなんて思ってたら

子猫ちゃんが肩でオシッコしたの」


「なるほど」
「なるほど」
「にゃるほど」

「Ayaさん 電源はここじゃよ」


「テーブルが欲しいわね」


珈琲をつくりました



月ちゃんは珈琲を飲みながら

亀さんが卵を産んだ辺りを見ていました





つづく



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※『月』は第一夜からの連作短編になっています

第一夜 はじめましてAyaさん


連作短編『月』目次

第一夜 はじめましてAyaさん
第二夜 雨が降っている夜 【風情】
第三夜 ヘーカの歩く道 【奇行】
第四夜 カラシ捕獲作戦 【作戦】
第五夜 ものごとの順番 【生活】
第六夜 素性 【地球】
第七夜 夜の森の先 【探検】
第八夜 出現 【犯罪】
第九夜 静かな満月の夜に 【神秘】
第十夜 戻るけどすすむ 【日常】
第十一夜 さよならゾンビさん 【ホラー】
第十二夜 カラシミステリー 【生態】
第十三夜 畑に木はいらない? 【環境】
第十四夜 死の森と龍の王妃 【出会い】
第十五夜 天才とうどん 【恋】
第十六夜 セントヘレナ手記 【職】
第十七夜 カラシとホットケーキ 【騒動】
第十八夜 ミスト 【幻想】
第十九夜 神さまの香りのポンチョ 【神】
第二十夜 大貫サリー(高2)【奇行】
第二十一夜 気がかりなことが2つ 【怪談】
第二十二夜 浅くまどろんでボン・ボヤージュ
【白昼夢】

第二十三夜 二十歳になっても恋人ができなければ
自殺する 【恋愛】

第二十四夜 それはこのままこの世界 【生活】
第二十五夜 100万ドルの夜景 【価値観】
第二十六夜 ブーゲンビリア 【進展】
第二十七夜 公園の風船 【しんみり】
第二十八夜 夜の太陽 【足跡】
第二十九夜 クエストモードとピースモード【恋】
第三十夜 イノセントワールド 【奇行】
第三十一夜 笑いながら回る 【ミステリー】

主な登場キャラ紹介
カラーイラストページへどうぞ↓

☆コピックを使ってカラーイラストを
たまに描きます (その都度更新)
『月』ギャラリーへどうぞ↓

最後まで読んでくれてありがとう^^

大貫サリー




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