オブリビオン






誰と話してるんだ?



ぶきちゃん





なんだって?





…なんか感じとったみたい







俺がなかなかあっちに行かないからだろう





おばさんは息子さんの家に行くわ


…うん その方がいいだろう





わたしは行きたくない






じゃあ 俺と行くか



一緒にいけるの?












おじさんがマコと村の中を歩いていきます






すこし薄暗い感じがするだけで、

のどかな六八村の景色です




男の子が走っていきます



ゾンビがそのあとを追っていきます




おじさんもマコもたいしておどろきません


ゾンビは死者のおじさんと
人形のマコには目もくれません


ということは男の子は生きています


しかし村人からはその4人(?)がまるまる
見えません




ゾンビはなぜか村人が見えていません









結界のところまできました




1人のお坊さんがいます



「なにをしている?」


「あなたは私が見えるんですね…
ここから出していただきたい」



「あんたのことをよく知っているやつしか
あんたをそこから出せない」


「…私はここに 知り合いがいない
ここがさっきまでいた時間なのかもあやしい」



「じゃあ どうすることもできない
オレとこのマコでは 生きている人間を
呼んでこれない 坊さんならわかるだろ」


「 … 」


「すまないが用があるんで行くよ」








「… あの人 なんとか出られたらいいね」
















「…その時は 出してくれた人を
忘れてしまう」















「なるほど だから私を連れてきたのね」
















つづく






【連作短編『月』第九十五夜 第三章二十五話】


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※『月』は続きものです

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第一夜 はじめましてAyaさん





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