約20年前、初めて趣味でホームページを自力（HTML）で作った頃、確か、今よりも自由な時間が少なかったはずだけど、毎日のようにサイトを更新し、サイトを見て下さる方々と交流し……ていたはずだ。

　が、今は？　暇な時間があると、ちょっと休んでしまう。ボーッとしてしまう。何でこんなに時間が足りないのでしょう。

　ということで、年明け、出稼ぎの仕事でバタバタし、そしたら今年人間の年で言ったら私の年齢を追い越すだろう猫様が、ご飯を食べなくなり……

（いや今まで私が飼ったという猫という意味では2匹目のこの猫。元ノラでうちに住み着いた時からトイレも「ここでするんだよ」と言っただけで出来るようになり、頭のいい猫だな、と思ってはいたが、そんなにも飼い主のメンタルを受け取ってしまうとは思いませんでした。いや、わからないけど、でも数回獣医さんに連れて行き、検査しても問題なし。それでもご飯をたべずで、やーもーどうしましよう？　だったのに、私の仕事が落ち着いたら、ご飯、食べるようになったのです。こんな猫は初めてです。ちなみに猫様がまるっきり絶食してたのは5日……）

　年取ると時間が足りなくなるのは、1年の長さが、これまで生きてきた分の一になるからだ、とか、体力がなくなって一つの動作に時間がかかるからだ、とか何とか聞いたことがあるけれども、面白いように時間が過ぎていく。……嫌な時間は相変わらず長いから意地悪な妖精さんのいたずらだ、とか思いたいのだけれども。時間を大切に、とはいうけれども、私にはボーッとする時間も大事なので、しょうがないかな、と。

　父の話も記憶が確かなうちに書きたいのですが……、そもそもこれを書こうと思ったのは、一人っ子の親の最期とその後、について書き留めておきたかったからなのですね。たとえば、親が亡くなり、相続できる人が数人いると、印鑑証明書が必要だけれど、相続人が子ども一人の場合はいらないよ、とか。そんなことを。

　ちなみに父がいなくなって一人になっても、夏と冬の光熱費はあんまり変わらないですねぇ。冬はまあ石油ストーブ派だった父がいた時は別途灯油代がかかりましたが、それでも石油ストーブを使わないってことはエアコンなり何なり使うので電気代は去年までよりも増えましたし。秋は電気もガスも安くなったので「おお？　これはいいぞ」と思ったんですけどねぇ。築50年の一軒家の光熱費、おそろしい。水道は安くなりました。やっぱりお風呂一人分の水量も毎日となると大きいかもですね。

　そんなんでガスは冬に限っては節約は出来ないので（冬はお風呂毎日湧かさないと寒くて死んでしまうので、まあ追い炊きしないくらいですね。前は父のお風呂に入る時間と私が入る時間が1～2時間違ったのでほぼ毎日追い炊きしてたんですけど）、電気代節約のために、電気膝掛けなるものを買いました。朝はエアコンないとキツイけど、電気膝掛けの上から使わないダウンコートをかけ、足元は小さいホットカーペット。上半身はユニクロのボアジャケットとニトリの着る毛布。電気膝掛けは暖かさでは最高です。電気代も安いはずなので次の電気代が楽しみです。

　そして今年もう何十年かぶりに洋服の福袋を買いました。中身が見えてるもので。アウター含めて10着以上入ってるのを1万円で。フリーサイズが私にはすこーし小さかったのでお腹回りだけ少し痩せなきゃですが、1着1000円以下と考えればこれまで3年間服を買わず、ずっと似たような服ばっかり着ていたというマンネリ化を抜け出すのには十分で、これで夏前まで何となります。夏になったら、今度は夏・秋用、探してみよう。

　ボンビーガール、って番組好きなのだけど、あれはまだ夢のために頑張る若い女子だから、ね。アラフォー以上の独身女性は仕事をちゃんとしてきてお金もあって、というイメージが強そうなんだけど、そうじゃない人もいるのよ。私のような貧乏な人もいます。たぶん、私以外にもいる、はず……？　貧乏だっていっても全部自分で選択してきた結果なので、後悔はしてないし、これからも自分で何とかしていくつもりだけれども。

　あ～、森泉ちゃんにうちもリフォームしてもらいたい～。100万円で（笑）。ボンビーウーマンにも愛の手を。