見出し画像

クリスマスで思い出すあの頃の夢

クリスマスで街中がイルミネーションや人で賑わっていますね。
みなさんどのようにお過ごしでしょうか?

私の家族はイベントに疎いのでクリスマスパーティーはしませんが、クリスマスはすごく好きです。
昨日のイブは小学校友達と卒業以来に会って、クリスマスパーティをしてました。
小学校の卒業アルバムをみんなで見たりしていて、みんな色々変わっていて大人になったなあと実感。
あの頃の自分は目の前の時間を必死に過ごしていて、過去や未来なんて気にしてなかった。
そして今過去を振り返ると、とても不思議な気分ですね。

小学生の私は「漫画家」が将来の夢でした。
絵を描くのがもともと好きでしたがその頃は「ちゃお」という少女漫画誌がすごく好きで、八神千歳さんという漫画家が一番好きでした。
当時の私の友達みんなが漫画を読んでいて、いつも「あの漫画読んだ?!」みたいな会話ばっかしていた覚えがあります。

私が4年生の時のクラスでは「誕生日の人にみんな一枚ずつバースデーカードを描いて送る」というルールがあって、みんながその人のために絵などをたくさん描いたカードを送るのです。
クラスが40人ほどいて毎月3人ほどが誕生日だったので、1ヶ月にバースデーカードを3枚ほど描いていました。
私はそのカードを描くのがすっごく好きだったんです。

漫画が好きな友達には、その漫画のキャラクターを。
ポケモンや遊戯王が好きな友達のはそのキャラクターを。
何を描いたらその人が喜んでくれるんだろう?
仲良い友達にはいつも仲良くしてくれてありがとう!という気持ちを込めて。
あまりお話したことない友達は仲良くしたいなあ!というメッセージを。

ワクワクしながら何を描けばその人が喜んでくれるカードなのかを考えながら描いていました。(1枚に4時間ほどかけて描いていましたね)

そしてカードをその人に送った時に、「ありがとうとても幸せ」と言ってもらえて、その人を喜ばせるつもりが私まで嬉しくなっちゃった。
当時の私は気づいてないだろうが、この経験を通して「自分の力で誰かを喜ばせたい」と心のどこかで決めていたんだと思います。
だから好きな八神先生の漫画で自分が魅了されたように、自分も誰かを魅了させて喜ばせたい。という気持ちで漫画家を目指していたんだと思います。

将来の夢は変わっても

あの頃の自分の夢だった「漫画家」。
今はまったく夢なんかじゃありませんね...(笑)
中学生までは憧れてたんだと思います。
そのあと将来の夢がイラストレーターになったり、ゲームクリエイターになるために美大入ったり。
夢がコロコロ変わっていって今は幅広い分野で活動できるような「デザイナー」になりたいと思っています。
このことを小学生の自分が知ったら多分ショックを受けるんだろうな...。夢が変わってごめんねって。

でも成長して、環境が変わって、夢が変わっても変わらないものがあります。
「自分の力で誰かを喜ばせたい」という気持ち。
あの頃は漫画で誰かを喜ばせたい。
だけど今はデザインを通して誰かのために役に立って喜んでもらえたい。

夢が変わっても、その時、その夢に向かって頑張っていた自分があるからこそ今の自分があるんだな。と思います。
漫画家を目指すためにたくさん絵を描いて、上手くなった。そのおかげでイラストレーターを目指した。そしてゲームを作りたいと思った。そのためにデザインを学んだ。そしてデザインのために美大に入った。
「自分の力で誰かを喜ばせたい」という変わらない気持ち。

だからプレゼントを贈ったりもらったり、誰かの笑顔のためのクリスマスはすごく好きです。
今年のクリスマスは家族に日頃の感謝も兼ねて、みんなに1人ずつ靴や服のプレゼントを贈りました。
とても喜んでくれたその笑顔が私にとってのクリスマスプレゼントです😊🎄

みなさんよいクリスマスを!

よろしければ〜!いただいたサポートでデザインの勉強がんばります。