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静かに時を刻むリズム隊【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1357日コミット中。1290日目
※音声・文章、どちらでも楽しめます。



おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
静かに時を刻むリズム隊
ということをお伝えいたします。




ぼくは昔、華やかな主役の人にばかりに目が行っていた。
でも最近は、目立たないけれど
その人がいないと成り立たないっていう
そういう人ってすごいなって思うようになってきた。
それだけ僕も年をとったということかな。


それは音楽でも言えることだ。
僕は学生時代、吹奏楽部に所属していた。
入部したての頃、僕はホルン担当になった。
本当はトランペットを希望していたから残念に思った。

人差し指と中指を「ピース」するような形に指を立て
それを唇に当ててマウスピースを吹く練習をする。

ブーッという地味な音の繰り返しで正直、退屈だった。

「あぁ、今日もあれをするのか。」
そう思うと部室に向かう足取りは重かった。

しかし、数日後に僕はパーカッションに変えられた。
パーカッションは叩けば音が出る
そんなイメージしかなかったから
誰でもできるパートに選ばれたと
内心がっかりした。


しかし、楽器を使えるようになってくると
パーカスの魅力が分かってきた。

主旋律を刻む楽器が脚光を浴びている間中も
リズムを刻むパートがいてそのパートが
曲を支えている。
パーカスがそういう立ち位置だと分かってきて、
楽器の魅力が分かってきた。

僕は「リズム隊」なのだと分かってきた。

「リズム隊」とは
主旋律のリズムが崩れないように
メトロノームのような働きをする楽器のことである。


つまり、主役じゃないんだけれど、なくてはならないパートだ。
見えないけど大事な人ってかっこいいよな。


学校の吹奏楽しか知らない僕が知っているリズム隊は
ドラム、バスドラ、シンバルや
トロンボーン、バスクラあたりかな。


リズム隊は、主役の後ろで目立たないように
規則的なリズムを刻んでいるだけにしか見えないだろうが、
いろんなところで、いろんな楽器と重なる時がある。
それがぴったり重なった時の充実感は半端ない。

やっぱ、パーカスっていいよなって思う瞬間だ。

このメトロノームの役目のリズム隊は
ある意味、指揮者と同等だ。
実は、みんなを統率する影の実質的支配者だと、
内心感じている。




社会人になって数年。
僕にも守るべき家族ができた。


華やかな主役にあこがれる反面
それを支えている存在にも目を向けられるようになった。
だから共働きの妻にも感謝している。


僕はリズム隊として
確かな時を刻む人たちが愛おしい
と思える年齢になった。





今回は
静かに時を刻むリズム隊
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



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