画像1

全肯定の世界は既に目の前にあり気が付いていないだけだった【音声と文章】

山田ゆり
00:00 | 00:00

※試聴版。オリジナル版(11:32)はマガジンを購入すると視聴可能。

≪11分33秒で聴けます≫
今回は長くなりました。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
【全肯定の世界は既に目の前にあり気が付いていないだけだった】
ということをお伝えいたします。
 

私はこれまで両手に余るくらい転職をしてきた。

もともと、私は、
「転職する人は、負けた人。
定年退職まで一つのところで働くのが勝った人」
そう思っていた。

高校を卒業してすぐに入った会社に事務職として入社した。
仕事は楽しかった。
正しいことを正しくするという仕事は
私の性格にピッタリの仕事だった。

そして、私を肯定して下さる先輩方ばかりで
周りの人たちにも恵まれた。

やがて私は事務のリーダーを任せられるようになった。

新店ができると、「開店応援」で一週間位
その土地に宿泊して事務係として働いたことも数回ある。

石巻や福島にも開店応援に行ったことがある。
その時、福島の強い方言なまりに親しみを感じた。


事務のリーダーとしての出張は、
2か月に1回あった。
本社がある東京へ一人で出張した。

当時、販売職の女性社員の出張は稀だったから
周りの女性社員から
「一人で都会に行くのは怖くない?」と聞かれたが

私は、切符さえあればどこへでも行ける、そう思っていた。
分からない事は駅員さんに聞けばいい。それだけ。

事務職が数年目になったころ
私は販売を経験したくなった。

せっかく小売業に就職したのに
販売を経験していないのはもったいないと思ったから。

自分で商品を売ってみたかった。
接客もしてみたかった。

売り場に異動させてほしいと上長に直訴したが
「次の人が育つまで待ってくれ」と言われた。

当時、数名の3~4歳年上と、1名の年下の部下がいた。
私は次の人の育成を心掛けながら仕事をした。

そして、一年後にもう一度上長に
「そろそろいかがでしょうか」と打診し
晴れて売り場に異動させていただいた。

同じ会社にいても、職場が違うと働く環境が違う。

販売職は基本、平日がお休み。
そして、早番、遅番がある。
それに比べて事務職は、勤務シフトは一つしかない。

交替制ではあるが日祝も休めるのが事務職の一番の魅力である。

だから、販売職の女性からすると
事務職は憧れの職場だった。

特に子育て中の女性にとっては
お子さまがお休みの日に休め
帰宅時間が一定な事務職に異動したいという願いが多く出ていた。

だからその逆をした私に、女性社員からは
「変わっている。もったいない」と言われ、
男性社員からは、「凄い、よくやった」と言われた。

しかし、私は褒められたくてそうしたのではなく
ただ単に、販売を経験してみたかっただけ。

そして私はおもちゃ売り場に異動になった。
たまたま、人が抜けたところがおもちゃ売り場だった。
私はどの売り場でも構わなかった。

そして、「やりたいようにやっていい」
との売り場の主任の言葉通り
まさにやりたいようにやらせていただいた。

それまでのおもちゃ売り場は
商品を売り場に並べて売るだけだった。
私は自分の中で小さな改革を積み重ねていった。


私はパッケージから商品を出し
実際に使ってみて、商品の特徴を感じてみた。

例えば、おもちゃのミシンや機織り機などは実際に作品を作って展示した。

また、綿あめの機械で実演をし
お客様に綿あめを食べていただいた。

さらに、ジェニーちゃんやリカちゃんなどで
人気コンテストなど小さな企画を何度もやってみた。

企画で当選したお客様へのプレゼントは
事前に問屋さんに協賛のお願いをして集めた。

勿論、そのお願いは書面でし
企画終了と同時に書面でお礼と結果報告をした。

毎週月曜日の午前中に、本社のDBに電話をして
商品の動きや要望を話した。

私が一番興味を抱いたのは商品のディスプレイだった。
その飾りつけの小物を問屋さんやメーカーさんからいただいたり
近くの河原で石ころを集めたり、
落ち葉をたくさん集めて敷き詰めたりした。

5月頃に毎年行われるおもちゃショーには
会社から選ばれた人(ほぼ男性)が出張に行くのだが
私は自から進んで参加した。

事前に問屋さんや本部のバイヤーにお知らせしたから
おもちゃショーが終わった夜は皆さんと一緒にお食事をした。
私は、話したいことが山ほどあったから喜んで参加した。


このように販売職は、毎日が遠足のように楽しかった。
しかし、そんな私にも転機が訪れた。


私は新しいやりたいことを見つけてしまった。
税金に関してもっと深く知りたい。
だからその関係の仕事に就きたい、そう思うようになった。

それを実現するにはどうすれば良いかを考えた。
そして当時の会社でそれに一番近いのは
本社の事務になることだと思った。

私は再度、職種転換を考えた。
そして、直に本社に問い合わせをした。

同じグループの本社で事務職の募集をしていた。

しかし、当時は、本社に勤める一人暮らしの女性の場合は
東京に親族がいることが条件の一つだった。

私の親族はほとんど田舎住まいで
都会に親戚はいなかったから
本社勤務はできなかった。

だから私は、転職することに決めた。


「一度入ったら、定年まで働くのが当たり前」と思っていた私は
「夢のために別の道を進んでもいい」と思うように変わった。


しかし、すぐには転職しなかった。

働きながら夜間のビジネススクールに通い
財務とPCを勉強していた。
寝台列車に立ち乗りをして通った。

それは自分が向かおうとしている方向に
本当に行きたいと思っているのか
自分に問うためであり
冷静になるための時間でもあった。

そして、退職する日を決め
それに向けて仕事も勉強も一生懸命に頑張った。

ずっと続けたい仕事だったから
最後まで気を抜くことなく職務を全うした。




高校を卒業し、就職したのは今から41年前。
遠い昔の話である。


次の会計事務所時代も、たくさんの出来事があったが
世の中に初めて出たこの会社での11年間は
本来の自分を取り戻せた貴重な時間だった。



人間は本来
自己肯定感を持って生まれてきている。


そして生きていく過程で
自己肯定感の増減が繰り返される。


私は小6の一年間、いじめに遭い
それから高3までの7年間
友だちのいない寂しい学生時代を過ごし
胸が張り裂けそうだった。

私の自己肯定感はどんどん減っていった。


寂しくて死にたいと思ったことが何度もあった。


しかし、私が死んだら両親が悲しむ。
両親を悲しませたくないから死ねない。
でも、生きていても辛い。

そんな苦しみのループに巻かれながらも
就職をきっかけに新しい世界が開いた。



就職は私の自己肯定感をあげるきっかけになった。


自分の気持ちを誰にも言う事ができず
内にこもっていた7年間。
その後、門が開かれ
何でもOK、全肯定の世界が待っていた。



それは、全肯定の世界が目の前に現れたのではなく
自分の気持ちが少しずつ変わっていき
その世界は既に目の前にあったのだと気づいた。



人間は本来
自己肯定感を持って生まれてきている。

そして生きていく過程で
自己肯定感の増減が繰り返される。



全ては自分の意思で動いている。
良いことも悪いことも
人生は自分が選択した結果。


そして「悪いこと」と感じているのは
自分が「悪いこと」と選択しただけで
それを「自分を変える良い機会」と考えることもできる。


どんな小さなことでも自分が選択している。
自分で選択したことが人生になっているのなら
なりたい未来を選択しよう。


自分の人生の舵を
自分が握っていると感じる事ができれば
自己肯定感は上がる。



今回は
【全肯定の世界は既に目の前にあり気が付いていないだけだった】
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。




★☆**アファメーション**☆★

私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。


◆◆只今、コミット中!◆◆
ただ今、会計ソフトfreeeの操作説明ブログを制作中です。
コミット第5弾 
【クレジットカードの同期】を2/20(土)23:59までに書きます。
未完成でも公開します((`・∀・´))
こちらの記事です。
↓毎日変化しています。
https://yamayuri58.com/tyoubo/567.html




◆◆メールマガジンのお知らせ◆◆

爽やか60代のゆりからのメールマガジン。
無料レポートも
特典も
ランディングページもありません。

毎日、ちょっとした気づきを
発信しています。

よろしかったら登録をお願いいたします。

登録ページのURLは
こちらに添付いたしました。
↓ ↓
http://yuuki2.com/l/u/Z4bGUPjaVPxU6Dk5



◆ ◆ 有料マガジン のお知らせ ◆ ◆
有料マガジン【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
「読むとほっこりする」「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいているnote有料マガジンです。

ここから先は

誰のためでもない、自分の人生は自分で舵をとる。 自分に自信が持てない。すぐに落ち込んでしまう。 そんな時、勇気を与えてくれる一文がここにあ…

サポートありがとうございます💖サポートされたお金はプリンターのインク購入に使わせていただきます🤣60代ですが毎日noteを執筆中です😄素敵なnoterさんへ恩送りさせていただきます🎁kindle書籍も出版しています📚