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助ける人、助けられる人で社会が循環すれば、もっと生きやすい環境になる【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、助ける人、助けられる人で社会が循環すれば、もっと生きやすい環境になる
という事をお伝えいたします。20数年前の思い出からです。
5分51秒の音声です。音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、助ける人、助けられる人で社会が循環すれば、もっと生きやすい環境になる
ということをお伝えいたします。

今から20数年前の事です。

私は当時、仕事をしながら
短期大学の通信講座を
受講していました。

その日は科目試験の日で試験は
電車で1時間かかる隣の市で行われます。


私はどうしても座っていきたかったので
電車の来る1時間前から
駅のホームで並んでいました。

季節は2月。

駅のホームは吹雪いていました。
私は厚手のオーバーコートを着て
手袋とマフラーで完全防備でした。

無事、列の先頭に
並ぶことができたので安心しました。


しかし、電車に乗る際
よっコラショという感じで乗りましたので
後ろからきた人達に追い越されてしまいました。

車内を見まわしたら、
一つだけ、かろうじて
席が空いていました。

私はその席の方に
「隣、空いていますか?」と尋ねたら
「あっ、子どもが今来るから」と断られた。

そして、間もなく
小学校高学年位の男の子が座り
足をバタバタさせていました。


身長が150cmない私は
つり革には手が届きませんので

ドアの近くの方に行き
手すりにつかまりながら
1時間過ごす決心をしました。


列車が動き出し、揺れが起きました。
私は足を肩幅くらいに広げて
踏ん張りました。


時々ガタンガタンと揺れ
体制が崩れそうになりました。

踏ん張るからお腹に力が入ります。

私は具合が悪くなり
立っていられず
そこにしゃがみました。



私はその時、臨月でした。


だから、電車には座っていきたくて
1時間前から駅のホームに並びました。

しかし、動作が遅い私を追い越して
他の元気な方々が座ってしまいました。


私は臨月でしたが
お腹以外は太っていません。

出産までの体重の増加は
10kgまでが目安です。

私は3人の子宝に恵まれましたが
毎回、体重は6㎏位までしか
増えませんでした。

私は餓鬼のように
お腹だけポッコリの体型でした。

その日は2月中旬で
私は上からストンという形の
Aラインのオーバーコートを着ていました。

だから、体のラインは全く分かりません。
私が妊婦であるとは全く見えません。


私がしゃがむ時に
お腹を手で持ち上げるようにして
しゃがんだので

その時、私が妊婦であると
気が付いた人が声を掛けてくれ

その方の働きかけで
椅子に座ることができました。


現在、おくるみにくるまった
赤ちゃんを抱っこしている
お母さんがデザインされた

「マタニティマーク」がありますね。


その当時はまだマタニティマークは
ありませんでした。

自分から席を譲って欲しいとは
言いにくいものです。

特に、妊娠初期の場合
お腹が目立っていないので
はた目には分かりません。

しかし、妊娠初期こそ
特に注意しないといけない時期なので
大事にしてあげたいです。

元気な人が
できる範囲で
弱い立場の方に手を差し伸べる。

みんなで助け合う社会でありたい。


当日の科目試験は無事合格しました。
また、この2週間後に私は長女を出産いたしました。


だから、今度は、
妊婦さんに席を譲る立場になりました。

助けられる人から助ける人へ

この循環で優しい社会が生まれます。



本日は、助ける人、助けられる人で社会が循環すれば、もっと生きやすい環境になる
ということをお伝えいたしました。


本日も最後までお聴きくださりありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。

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