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変化とは今まであったものを失うことではなく、新しく何かを得る事【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、変化とは今まであったものを失うのではなく、新しく何かを得る事 
ということをお伝えいたします。
3分51秒の音声です。音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、変化とは今まであったものを失うのではなく、新しく何かを得る事
ということをお伝えいたします。

私はアルツハイマー型認知症の母の介護を10年間いたしました。

いままでボケボケの母がいて当たり前でした。

朝ご飯の支度をしながら母をたたき起こして
着替えと食事の支度をしてあげるのが当たり前。

食べた後、お薬カレンダーから薬を取り出し
コップの水と一緒に手渡すのが当たり前。

母が寝る前には必ず
リハビリパンツのお世話をするのも当たり前。


皆でお菓子を食べよーって声を掛けると
普段の動作はのんびりなのに
その時だけは
真っ先にやって来るのが母でした。

トイレに行って
用を足すわけでもなく
ずっと便座に座っていて
いつも私に叱られていた母。

10年間、デイサービスにお世話になったのに
お迎えの車には毎回
初めての気持ちで乗って行った母。

認知症が進み、
前につんのめるような
歩き方をするようになったので

私は、母の手をぎゅっと握りながら
桜の花びらが舞い散る公園を歩いた思い出。
とっても楽しかったお花見。

来年もまた
家族全員で来ようねって言ってたのに
お花見を待たずに母は逝ってしまいました。


あの日から一年以上経ちました。

もう、母の為にお薬を
用意する必要は亡くなりました。

リハビリパンツも
買わなくても良くなりました。

母が大好きだった豆パンは
もう買わなくても良くなりました。

今でもうっかり食事の時に
お皿を多く出すことがあります。



そうか、お母さんはもういないのか


母が急逝してから生活は激変しました。
そして私の生活も変わりました。

夜中に母のリハビリパンツの
お世話をしなくても良くなり
夜はぐっすり眠れます。

朝も早く起きて自分のために
時間を使うことが出来ています。

母が亡くなり生活が一変し
まだ失望感が大きいですが
しかし
その代わりに
新しい事がいろいろ始まりました。

母がいた頃
今が一番いいから
ずっと続いてほしいと思いました。

それは変化する事で
今まであったものが無くなってしまうと思ったから。

でも、変化した事で別の新しい事が始まりました。


本日は、変化とは今まであったものを失うことではなく、新しく何かを得る事
ということをお伝えいたしました。

皆様の貴重なお時間を大切にしたい。
だから、私がお伝えする音声は、
短い時間でサクッとお伝えすることを目指します。

本日も最後までお聴きくださりありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。

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