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損をした人ほど得【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、損をした人ほど得
ということをお伝えいたします。
3分52秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

**文章はここからです***

おはようございます。山田ゆりです。
今回は、損をした人ほど得
ということをお伝えいたします。


30歳の時
販売職から会計事務所へ
初めて転職した。

前職にいた頃から
夜間のビジネススクールに通ってはいたが
やはり、実際にやってみると
右も左も分からない。

分からない事はまず
社内の書棚にある
3cm幅の書物の中に答えはないか探す。

それでも分からない場合は
「こちらに〇〇と記載されていますが
これは△△ということでしょうか」と
先生や先輩にお聞きする。

だから一つ一つの仕事に
何倍もの時間を費やした。

仕事の手順なんて誰も教えてくれない。
自分で体験していくしかなかった。


お客様の応対
電話にでる
事務用品の管理
朝のゴミ出し
帰りに皆さんのごみを集める


本来の仕事さえ
亀並みの歩みなのに
雑用も全て私の仕事だった。

ちょっとしたことだが
来客の応対や、
電話をうけたりしていると
仕事に集中できない。

先輩方は5時で上がっていたが
私はいつも残業。

悔しかったが、ペイペイの私は
今、頑張ればきっと楽になる
そう自分に言い聞かせた。


その後、先輩たちが
一人、また一人と退職され
そのたびに新しい人が入ってきた。

雑用は新しい人の仕事になった。


やがて、全ての人が入れ替わった。

そこで私は
雑用は交代制にしたいと
皆さんに提案した。

私は、自分が辛い思いをしている時は我慢できるが

自分でもできる事が
誰か一人だけに負担が偏っている状態は
申し訳なさで気が滅入ってしまう。


一人に雑用が偏るのはどうしても心苦しい。
だから皆で分け合いたいがどうかしら、と。

皆が賛同してくれた。


それからは、
雑用は交代制にし
楽な気持ちで仕事ができた。


雑用を一手に抱えていたあの頃は
損な自分。


損する人。
得する人。


でも、そのお陰で
他の方への思いやりを持つことができた。


損する人。
得する人。

長い人生、見方を変えれば
この基準は逆転する。

あの時そんな思いをしたから私は
雑用はみんなで分け合いたいという思いが自然に湧いてきた。

損をしたから
たくさんの気づきを得た。


損をした人ほど後で得する。

損得の基準は
時の経過とともに逆転する。


だから大丈夫。

損した人ほど得をする。


今回は、損をした人ほど得
ということをお伝えいたしました。

本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。

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