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返せるあてがあるお金の借り方をしよう(家庭編)【音声と文章】

山田ゆり
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今回は、返せるあてがあるお金の借り方をしようという事をお伝えいたします。
覚えたてのExcelで返済予定表を楽しんで作っていた小6の頃の長女。
5分44秒の音声です。音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、返せるあてがあるお金の借り方をしようということをお伝えいたします。

私は30年位事務の仕事をしております。
ほとんどの企業は金融機関から借り入れをしています。

金融機関からの借り入れは

1年以内で返済する「短期借入金」と

10年、20年と
長い年月をかけて返済する
「長期借入金」があります。

短期・長期の区別に関係なく
返済計画がきちんとできないようでは
お金を借りてはいけない

当たり前のことですが私はそう思います。

お金が無いから借りるのであって
返せるなら借りないよと言われそうですが

借りたら返す
これは当たり前です。

だから、返す前提がない「借りる」はありません。
あるとしたら、それは「もらう」になります。


金融機関から借り入れをする時は
次のようなことをします。

1.まずはいくら借りるのか。


2.次に、返済のあてはあるのか。
つまり、
・毎月の売上はどの位の見込みで
・どの位の経費がかかり
・どの位現金が残るのか。
・その残った中から毎月いくら返済できるのか。

3.そして、借りたお金は何年で返すのか。

これらをきちんと計画を立ててからお金を借ります。



この考え方は、企業だけに限った事ではありません。
家庭の中でも言える事です。



長女が小学校6年生の頃の出来事です。

長女はどうしても欲しいものがありました。

好きなアイドルのもので
どこにでも売っているものではありません。
いつでも買えるものではありません。

それは1~2万円します。
小学生にとって、その金額は莫大な金額です。


親子なんだから
「買って」と娘たちから言われたら
わざと渋るような態度をしながら
親バカな私は結局
娘たちが欲しいものを買ってあげます。


しかし、その時、律儀な長女は
お金を貸してほしい
と言ってきました。


1~2万円だったら、別にあげてもいいのに
と私の心のなかでささやいていました。

しかし、長女は彼女なりに
甘えて言い範囲をわきまえています。

その範囲を超える事は
彼女のプライドに傷をつけることを
私は知っています。

だから、その時は
長女にお金を貸すことにしました。


でも、ただお金を貸すのは脳がありません。

彼女は既に分別ができる年齢になっています。

借りたら返す

これは長女でも分かっています。

そこで、もう一歩進んだ

返す当てがある借り方を教えました。


私は、長女に返済予定表を作らせました。

1.自分の収入はいくらあるかまずそれを理解する。

収入は、毎月のお小遣いとお手伝いのお駄賃です。

2.お金が出ていくのは何かを理解する。

今まで何気なく自動販売機から買っていた
飲み物は買わないと娘は思いました。

3.入ってくるものから出ていくものを引いた
残りが返済可能な金額になります。


娘に伝えた返済予定表のポイントは
無理な計画を立てないこと。

早く返したい(楽になりたい)から
人はどうしても無理な予定を立てます。

それで上手く行くのだったらいいのですが
私から見て、これは無理だろうと思う返済の仕方には
チェックを入れました。

長女も、最初、最短の
キツキツな返済予定を作りました。

しかし、無理が重なると
途中で嫌になってきます。

楽しみながら返済をしてほしかったので
ちょっと長めの期間で返すような計画に変更させました。

素直な長女は、返済予定表を作り直し
その後予定表とにらめっこしながら返済してくれ
無事、返済は終わりました。

返せるあてがあるからお金を借りる

これは企業・個人、区別なく言える事です。


本日は、返せるあてがあるお金の借り方をしようということをお伝えいたしました。


本日もお聴きくださりありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。

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