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介護される方も介護する方も、みんなが幸せな気持ちになれる介護って?【Twitterの考察】

Twitterの中で、比較的「いいね」を多くいただけたものを紹介いたします。

介護される方も介護する方も、みんなが幸せな気持ちになれる介護とは?

それは、何事も100%は求めない。
【テキトーが標準】とする。
そして、家族みんなで介護するのが理想です。

https://twitter.com/ebinabotukuda/status/1096959794202595328

動画の中では、お孫さんがおばあ様のちょっとしたお手伝いをされているほほ笑ましい様子が映し出されています。

私がアルツハイマー型認知症の実母を介護し始めた頃は、
「私の母なんだから、私が母を看なければいけない。」と、肩ひじを張っていました。


日中はフルタイムで働き、帰宅後から夜中の介護。
いくら頑張っても終わりのない毎日。
誰も「よく頑張ってるね」と言ってくれるわけでもなく、暗いトンネルの中を一人でとぼとぼ歩ているように感じる毎日でした。


しかし、自分が介護によるストレスから、突発性難聴になり、「症状がとても重いのですぐに入院しないと全く聞こえなくなりますよ」と医師に告げられ、私は入院しました。
そして、入院中に、「介護する私が母より先に倒れてしまってはいけない、自分一人だけで頑張るのはやめよう、皆に助けを求めよう」と決意しました。


それからは、【頑張らない介護】に努めました。

例えば、あまりにも汚れがひどい下着は、以前の私でしたら頑張って手洗いをしていましたが、頑張らないと決めてからは、汚れのひどい下着は洗わないで捨てる事に決めました。

会社の仕事は手を抜く事ができませんので、それ以外の、家事・掃除・洗濯などは【テキトーが標準】になりました。そうしたことにより、それからの介護は気持ちを楽にしてできるようになり、母に対しても以前よりは優しく接することが出来るようになりました。


我が家の娘たちはおばあちゃんが大好きです。だから、おばあちゃんのために進んで介助や介護をしてくれました。「リハビリパンツの履き替えは、いくらなんでも小中学生の娘たちにしてもらうのは無理かな」と私は思っていましたので、私が外泊しなければいけない時は、ショートステイを利用していました。しかし、ある時、娘たちに、おばあちゃんのリハビリパンツを履かせるのを手伝ってくれない?とお願いしたら、すんなり引き受けてもらえました。
このように勝手に「これは無理」と決めつけないで、どんどん、家族に助けてもらった方が結果的には良いと思います。

娘たちも、認知症に対しての理解が深まり、外でお年寄りを見ると、つい気持ちがそっちにいってしまうそうです。

介護は一人で背負い込まないようにするのが、楽しい介護に通じると思います。苦しんで介護をしていると、介護される側にもその気持ちが伝わってしまうかもしれませんね。認知症になっても毎日、明るい気持ちで過ごすことができたらいいなと思いながら、10年間、母を介護してまいりました。

介護される方も介護する方も、みんなが幸せな気持ちになれる介護とは
何事も100%は求めない。
【テキトーが標準】とする。
そして、家族みんなで介護するのが理想です。


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