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健診の結果とスコトーマ【音声と文章】

山田ゆり
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健康診断の結果が来た。
今年も又、どこも悪くない「オールA」だった。
「また、オールAか。普通だな。」

以前の私はそうとしか感じなかった。
どこも悪くないのは普通だと思っていた。
普通なことは人に言うほどの事ではないからその事実に感動することはなかった。

https://twitter.com/ebinabotukuda/status/1783819124436775196



でも、今の会社に転職し、健康診断の結果をファイリングする係になり、
高卒の10代から60代まで、幅広い年齢層の全従業員の結果を知る立場になった。

そこで分かったことがある。
20代、30代の方々は若いからどこも悪くないだろう思っていたら、若い方でも、何かしらBやC、それ以上の結果になっている。
どうして若いのに異常値になるの?


この人だったらどこも悪くないだろうと思っていても、何かしらの数値に異常があり、「何でもない人」は二人くらいしかいないのである。



健康な人=当たり前な人であり、特別ではないと思っていた私は、当たり前=滅多にないことだと分かった。

勿論、健康診断は簡単な検査であり、その人が100%健康体だという証明にはならないが、しかし、一般的に健康体の目安にはなると思う。



これまでは「オールA」の結果票を見ても、それは当たり前だと思っていた。




「それ、当たり前」「それ、知っている」「それ、前に聞いた」と感じた瞬間、人の脳は目の前にある情報を受け入れようとしなくなる。
すると目の前に「ある」のに脳はそれを「無いもの」と判断して見えない状態にしてしまう。

これを「スコトーマ」(心理的盲点)という。



世の中の情報は同じことを言い方を変えて伝えていることが多い。
だから、学ぼうとした時に「あっ、それ、知っている」と感じた瞬間、スコトーマが働き、脳はそれ以上の情報を入れようとしなくなる。

同じ学びを受けてもそれを生かせない人の特徴である。

だから、学びの際に、知っている情報でも「何か他に気づきが得られるかもしれない」と思いながら学ぶ人には更に新しい情報が入ってくるのである。





「どこも悪くない」という結果票は自分にとって当たり前過ぎて、スコトーマが働きそれ以上見ようとしていなかった。



しかし、今回、結果と基準値を見比べてみた。そうか、評価はAだが、昨年と比べてこの値は微増しているから少し注意しようなど、スコトーマが外れ、今まで見えていなかったことが見えてきた。


目の前のことは「当たり前」「知っていること」と感じた瞬間、人の脳はそれ以上の情報をシャットダウンしてしまう。



だから「知っていることかもしれないが、何か新しい気づきがあるかもしれない」という気持ちで物事に接していきたいものである。








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健診の結果とスコトーマ

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