画像1

一等賞をいただいたわけでもないが【音声と文章】

山田ゆり
00:00 | 00:00
【一等賞をいただいたわけでもないが】
≪7分35秒で聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
【一等賞をいただいたわけでもないが】
ということをお伝えいたします。


以前からやりたいなと思っていたことを先日やってみた。
自分で自分に一等賞を与えたい。


私の勤務先では年に数回
全従業員が集まる会議がある。
Aさんと私はその会議の準備などをする係になっている。

会議の議長と書記は持ち回り制で
誰がするのかを決めるのは私たちの仕事。
ほぼ男性が議長、女性が書記というのが暗黙の了解になっている。

そして私は会議の時に議長の斜め後ろに座って
議長が疑問に思ったことがあれば
すぐにお応えできるよう補佐する役目をしている。

男性社員の中には
立て板に水のように話される方もいらっしゃれば、
寡黙な方もいらっしゃる。

我が社の男性は工場の職人さんが多いので
会議の議長のようなことをする機会は普段あまりない。

だから、私は毎回、
出席者用の通常の式次第の他に
議長が会議をスムーズに進行できるように
繋ぎの言葉を赤い文字で書いた
「あんちょこ」のようなものを作っている。

会議出席者用の式次第はA4一枚だが
議長用は2、3枚に及ぶ。

そこに書いている言葉通りではなくて大丈夫なので
それに近い言葉をお願いしますと伝えて
議長に前日までにお渡ししている。

ほとんどの方は、その通り話されている。


この会議、何度も議長の補佐として出席している私は
いつか、議長をやってみたいと思うようになった。


私は会議の司会とか議長などは
今までやったことがない。

会議で発言する時は、
なぜか声が震えてしまう、
そんなお恥ずかしい状態になる。

だからそんな私は議長ができるわけがない。
そう思っていたが
やってみたいと思う気持ちが強くなった。

私はAさんに今回の議長をしてみたいと申し上げた。

「まじ?」
「そう、マジ。」

議長と書記の選別は私たちに任されているが
最終的には社長が判断される。


年始や年度初め・年度終わりの
けじめの時は
しゃべりがうまい方がするように社長に言われている。

だから、12月の議長は
私がやれるギリギリの時だった。


社長にダメと言われればそれまで。
しかし、社長はOKを出して下さった。

それは特別驚くこともなく
自然に受け止められた。


議長と書記の名前が書かれた式次第を
一週間くらい前に全従業員のPCへ
いつも通りメールした。

その翌日、出社すると
私の直属の上長に開口一番言われた。

「ゆりさん、議長、もしかして
誰もやってくれないから
ゆりさんがやるのかなって
昨日、ゆりさんが帰ってから
営業の人たちと心配していたんだよ。

困っているなら何でも言ってね。」と言われた。
彼女は頼りになる40代2児のママ。

私は自分からしてみたいからだとお伝えしたら安心してくれた。


議長をすると公言してしまったから
あとはやるだけ。

私は毎日、式次第のあんちょこを見て
会議をイメージした。

取締役〇〇営業所所長兼営業本部副部長

このように、長い肩書の方を紹介する時は

取締役
○○営業所
所長

営業本部
副部長
という風に、斜め線で区切って
間違わないようにした。

前日は椅子やテーブル・マイクのセッティングをした。

お手伝いをして下さった方々がいなくなった時

こっそり、マイクテストをした。
最初のところをマイクで言ってみた。

お腹に力が入っていて声は震えていなかった。

うん、これなら行ける。

最後まで練習したかったが、
誰かが入ってきたら恥ずかしい。
練習は数分だけにしたが
マイクテストをした事でそれまでの「想像」は
確かなものになった。

当日は突然、式次第の変更があったが
それも難なく乗り越え
全体的にハキハキとして
明るく会議を進めることができた。


終わりの挨拶の
「これで第551回、全体会議を終わります。お疲れ様でした!」
を言い終えた時、私はやり切ったと感じた。


親しくして下さる他の営業所の女性社員のBさんに、
「声、震えていなかった?」とメールでお聞きしたら
次のような感想をいただいた。


「堂々として良かったです!
声も震えていませんでしたよ~

後半の社長よりひと言のところ
順番、間違ってました?

社長が、「あれ?今しゃべる順番?」という素振りをみせたけど
あれをしっかり見ていて、
社長発言後、
ゆりさん、ナイスな発言でした。
さすがです。

いつも、奥ゆかしく、
しっかり自分をもっているゆりさんを
私も見習いたいと思います。」

このようなありがたいメールをいただいた。


私は何も一等賞をいただいたわけでもないが、
やり切ったという充実感を抱いた。

少し自分にはハードルが高いと思っていたこと。
それをやると公言してやってみた。


爽やかな風が吹いた。


今回は
【一等賞をいただいたわけでもないが】
ということをお伝えいたしました。


本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。


**アファメーション**
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。

****************


◆◆メールマガジンのお知らせ◆◆

50代後半から始めたメールマガジン。
無料レポートも
特典も
ランディングページもありません。

毎日、ちょっとした気づきを
発信しています。

よろしかったら
登録をお願いいたします。

登録ページのURLは
こちらに添付いたしました。
↓ ↓
http://yuuki2.com/l/u/Z4bGUPjaVPxU6Dk5



◆ ◆ 有料マガジン のお知らせ ◆ ◆
有料マガジン【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
「読むとほっこりする」「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいているnote有料マガジンです。

サポートありがとうございます💖サポートされたお金はプリンターのインク購入に使わせていただきます🤣60代ですが毎日noteを執筆中です😄素敵なnoterさんへ恩送りさせていただきます🎁kindle書籍も出版しています📚